3つのAI機能で出会いをサポート
まずは、「Aill goen」について簡単に紹介しておきましょう。「Aill goen」は、福利厚生サービスの一環として企業に導入されているマッチングサービス。ユーザーは、信頼できる企業の独身従業員のみとなっています。
大きな特徴は、AIによる3つのサポート。生活サイクルやキャリアプランを軸に進展可能性の高い社外の人を紹介する“紹介ナビ”がそのひとつです。
また、最適なタイミング通知や聞きにくいことをAIが代わりに質問する“会話ナビ”、自分に対する好感度を可視化する“好感度ナビ”もあります。
映画予告の感想から“価値観”を分析
そんな「Aill goen」を活用し、「映画de運命の出会いイベント」と題した実証実験を開始しました。同実験では、松竹株式会社が今秋公開する新作映画の予告を任意で視聴してもらい、その感想を記載してもらいます。その感想から個々の“価値観”を分析し、価値観の近い人を紹介するという流れです。
マッチすれば、チャットコミュニケーションを開始。AIがデートに行きそうな2人に「予告視聴した映画デート」を提案します。
より自然な出会いとその後の進展をサポート
「Aill goen」のユーザーは企業で働いている人に限られるため、お互いの仕事やライフスタイルへの共感度が高いとか。しかし、忙しいなかで相手を探すうちに“スペック重視”になりがちな傾向も見られるといいます。そこで今回、予告動画の感想という“価値観”を見つけやすいデータをもとにマッチングを実施。プロフィールなどからはわかりにくい価値観を軸にすることで、より自然な出会いを創出したいとのことです。
また、内閣府が6月14日に公表した「令和4年版男女共同参画白書」では、“20代独身男性の約4割はデートの経験がない”と判明。失敗を避けたい心理や能動的になれないといったことが原因のひとつだといいます。
そこで、マッチングアプリで出会った後の関係進展をサポートし、この課題解決に挑むとのことです。
PR TIMES
「Aill goen」サービスサイト
(文・Higuchi)