高い栄養価・低い環境負荷のコオロギ
近年、日本では人口減少が課題となっていますが、世界的に見ると人口は増加傾向にあるようです。これに伴い、食糧危機が危惧されています。そんななか、サスティナブルなスーパーフードとして“コオロギ”を育てているのが同社。牛の4倍以上もの動物性タンパク質を含み、それでいて牛・豚よりも少ない飼料・水・敷地で飼育できるという点が魅力のようです。
同社は、昆虫食文化が根付く長野県諏訪地域に拠点を構え、コオロギ養殖を展開。育てたコオロギをパウダーやサプリなどに加工し、日常に取り入れやすい形で販売しています。
次世代のスマート養殖場を見学可能
このたびオープンする茅野養殖場は、既存の岡谷養殖場のおよそ3倍となる養殖面積(1200㎡)をほこり、年間1600万匹のコオロギを養殖できるようです。工場内には、独自開発のスマート養殖システムを導入。飼育ケースにあるQRコードから飼育ログを取得するなど次世代の養殖場を実現しています。また秋には、餌や水を運ぶロボットも稼働予定とのことです。
土日祝日(10時~17時)には、この茅野養殖場を見学可能。オープンを記念して8月11日~14日は4日連続営業するようです。
限定商品が買える直売所もオープン
工場オープンと同時に、隣接するログハウスで直売所もオープン。コオロギチュロスやアイスクリームなど、ここでしか買えない限定コオロギ商品にくわえ、同社のゆるキャラ「コロジー&コロミー」のオリジナルグッズやスタッフTシャツなども販売されます。ちなみに、同社が育てているコオロギは、動物性タンパク質・ミネラル・食物繊維・不飽和脂肪酸などを豊富に含み、高たんぱく低カロリーが魅力の品種「フタホシコオロギ」です。
PR TIMES
株式会社CricketFarm
(文・Higuchi)