事前に施設や座席を確認
同サービスでは、同社の「3Dウォークスルー動画」で劇場・映画館向けコンテンツを制作。来場者は、座席を予約する前に座席からの見え方や施設設備、感染症対策実施状況などをスマートフォンやPCから確認できます。事前に施設や座席を確認することで“納得いく鑑賞体験”を実現し、劇場・映画館における集客へつなげたいとのことです。
今後は、導入企業のほか映画·劇場関係の情報サイトとも連携し、ユーザーがより使いやすい環境を構築するといいます。
複数視点・情報追加もできる「3Dウォークスルー動画」
同社の「3Dウォークスルー動画」は、数種類のスキャンカメラで撮影した映像をもとに生成された、空間をさまざまな角度から閲覧できる動画。URLをHPなどで公開するだけで、スマートフォンやPCからの閲覧が可能となります(VRデバイスにも対応)。空間内を歩いているかのような視点や施設全体を俯瞰的に見る視点での視聴が可能。動画内には、写真・テキスト・別動画を埋め込んで情報を追加することもできます。
このほか、動画内で施設にあるモノの採寸ができることや、同社によるデータ解析および運用アドバイスもポイントでしょう。
来店数伸長にも貢献
同社はこれまで、オフィスや住宅のオンライン内見、ホテルや店舗のPR動画などに「3Dウォークスルー動画」を提供してきました。東京都内のアパレルショップにおいては、ECサイトと連動した3Dウォークスルー動画をHPで公開するとともに、Googleストリートビューと連携したことで来店数が飛躍的に伸びたといいます。
このたびのバーチャルツアーは、新型コロナの影響やサブスクの伸長により落ち込んだ劇場・映画館の需要を回復する起爆剤となるかもしれません。
PR TIMES
株式会社Base Innovation
(文・Higuchi)