パラリアルな大阪とNYが舞台
「Vket 2022 Summer」のテーマは“原点”。さまざまな領域でメタバースが活用されるようになった今、原点に立ち戻り、芯をぶらさず進化と発展を続けていこうという思いから設定されました。今回の企業出展ワールドは“パラリアル大阪”と“パラリアルニューヨーク”の2つ。パラリアル大阪には、JR西日本グループによるバーチャル大阪駅や静岡県焼津市のバーチャルマグロ解体ショー、ボルダリング体験もできるみずほ銀行ブースなどが展開されます。
また、ロート製薬は2つのワールドに出展。特大サイズの“目薬鉄砲”を放ち、爽快感を感じられるブースを展開します。
なお一般出展会場としては、ファンタジー世界やアジアの歓楽街などをイメージした10のワールドがあるようです。
ショッピングカートに乗ってタイムレース
そんな「Vket 2022 Summer」に、スーパーマーケットチェーン「ベルク」が初出展。“パラリアルニューヨーク”にベルクバーチャルストアをオープンします。店内では、ショッピングカートに乗って最大4人でタイムを競うカートレースも。コース内のドリンクをゲットするとカートのスピードがアップするなど楽しい仕掛けもあるようです。また、店内にいる公式マスコット“ベルクック”の3Dアバターとフォトブースで記念撮影もできるといいます。
さらに期間中、お笑いコンビ・タイミマシーン3号の公式YouTubeチャンネルとのタイアップ動画や、VTuberユニット・パラレルウォーカーとのコラボ動画も配信予定とのことです。
メタバースイベントの先がけ「Vket」
「バーチャルマーケット(通称 Vket)」は、メタバース会場で、デジタル商品・リアル商品の売買・映画鑑賞・イベント参加・来場者同士の音声コミュニケーションなどを楽しめるVRイベント。VR機器・ゲーミングPCからアクセスできるVRChat内特設ワールドのほか、スマートフォンなどからURLをクリックするだけでアクセスできるワールドもあります。
2018年にスタートした「Vket」は、「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録に認定されるなど、メタバースの先駆け的イベント。当初はデジタル商品の個人間売買を目的としていましたが、大手企業の参画などもあり、近年ではリアル商品も充実しています。
PR TIMES(1)(2)(3)(4)(5)
「バーチャルマーケット2022 Summer」公式サイト
(文・Higuchi)