作曲を担ったAIは、株式会社Amadeus Codeが運用する作曲支援アプリ「Amadeus Topline」を通じて、メロディーを生成したようです。
AI搭載のメロディ作成アプリ
「Amadeus Topline」は、AIを活用した作曲を数分で提供するメロディ作成アプリ(iOS対応)。音楽史に残る名曲をベースにした膨大なコード進行をプリインストールしており、新しい曲を学習するAIとのコラボによって多様なメロディーバリエーションを生み出すといいます。作曲したメロディーは、オーディオファイルやMIDIファイルとして選択したDAWにエクスポート可能。メロディーを考えるプロセスを大幅に短縮し、さらにクリエイティブな音楽制作をサポートします。
なお、作曲された楽曲の著作権は100%ユーザーのものとなるようです。
独自素材で作曲するAI
そんな「Amadeus Topline」に搭載されている作曲AIは、同社が開発運用する「Amadeus Code AI」。同アプリ上で音域・年代・音符の長さ・盛り上がりの度合い・親しみやすさなどを設定すると、自動でメロディーを生成します。3万素材の初期学習から作り出されたメロディバリエーションは現在700万以上とか。その99.5%以上はAI独自の素材であり、この素材を組み合わせて特徴に合致したメロディを生成するため、独創性あふれるメロディーが誕生するといいます。
ちなみに、同社はこの作曲AIを活用した音楽生成プラットフォーム「Amadeus Code」と「Evoke Music」も運営中です。
「語(ことば)」、配信限定リリース
このたび、「Amadeus Topline」で作曲したメロディーを採用したERRORのデビューシングル「語(ことば)」は、7月10日(日)に配信限定でリリースされました。また、フジテレビ系で日曜日19時から放送中の「ジャンクSPORTS」のエンディングテーマとして採用。動画を見てみると、独特のリズムと音程に透明感のある声が合わさって、新しいのに懐かしい……不思議な感覚になりました。
PR TIMES
株式会社Amadeus Code
「Amadeus Topline」ダウンロード
(文・Higuchi)