デモ車には4G、Wi-Fiに接続する機能があり、ネットが欠かせない世代にネット通信環境を提供。もちろん、モバイル充電ユニットも設置されている。
車内内部にはセンサーが内蔵されており、これがジェスチャーコントロールを実現。例えば、ドライバーが手を振ると、音楽や設定温度を変更したり、椅子の位置を調整したりできる。また、ドライバーが眠気を感じてうとうとし始めたら、それを検出し、オーディオアラームで警告する。
さらにすごいのは酒気検知器まで搭載しており、酔っ払ったドライバーが運転しようとしても、車のエンジンをスタートできないようになっているのだという。
360度の外部近接センサーは、付近にある物体や天候など、車外のさまざまな要因も検知する。救急車や消防車、警察車両などの緊急車両の通行を妨げないよう、近くを通過する際に知らせる機能も保有している。
まるでSFの世界が現実になったかのようなハイテク車は、車の運転体験に新風を吹き込んでくれそうだ。少し先の未来には、さらに安全で便利な走行を楽しめるようになるのかもしれない。
APMA