しかし、通常プレゼンをする場所はそうした設備がない場合がほとんど。そこで活躍するのが、あなたのiPhoneやiPadをプロンプターに早変わりさせるアプリ「PromptSmart」だ。
■話すスピードに合わせて動く
PromptSmartはプレゼンで使う原稿をインポートすると、端末の画面に原稿内容を表示するというもの。音声を認識する技術を活用し、ユーザーの話す言葉をとらえて、そのスピードに合わせて原稿を自動スクロールで動かす。スピーチが止まると、原稿の動きも止まる仕組みだ。
人前で話すのは緊張するものだが、このアプリではプレゼンやスピーチが滑らかなものになるように設計されている。例えば、どこまで話したかわからなくならないよう、スクリーンにはユーザーが話している部分にハイライトがつく。
また、プレゼン時間をきっちり守りたいときには、1分あたりにしゃべる言葉の数を決めてそのスピードで原稿が流れるようにすることも可能だ。アドリブを入れるときなど、手動でプロンプターを操作することもできる。
■文字の色やサイズもカスタマイズ
原稿はDocxかtxtスタイルなら、iCloud、Dropbox、Evernoteなどからインポートすることができ、アプリ内で手を加えることも可能となっている。ユーザーが見やすいよう、フォントサイズや、テキスト・背景の色などを選べるのも便利だろう。
滑らかなスピーチにしてくれるこのアプリ、英語のみの対応だが、英語でスピーチやプレゼンをする機会が多い人にはかなり使えそうだ。iOS 6以降で利用でき、ダウンロードは1000円。
PromptSmart