商業施設やコワーキングスペースを備えた下北沢の新街区に、企業が検証中のプロトタイプや、アーティストやパフォーマーによる実験的なライブ・パフォーマンスを発信するスタジオ「砂箱」がオープンします。
開設日は7月28日(木)。買い物のついでにアートを楽しみたい、仕事の合間にクリエイティブな刺激を受けたい、という人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
テーマは「未発表の発射台」
ミカン下北は、「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」をコンセプトとした下北沢駅高架下の新施設。個性的な飲食店舗を中心とした商業エリアと「遊ぶように働く」を体現するワークプレイスが同居した、遊ぶと働くが混ざる新しい下北沢の形を提案しています。そんなミカン下北を、未発表のアイデアを発信できる場にしたいという思いから、株式会社コネル(以下、コネル)は砂箱を開設。
砂箱は「未発表の発射台」をテーマにしたクリエイティブスタジオです。
作家が生み出す新作、イノベーティブなトーク、企業が検証中のプロトタイプ、実験的なライブ・パフォーマンスなど、ジャンルを超えた新しい体験を、誰もが発表・遭遇できることを目的としています。
収録・配信・撮影の設備を完備
「アートに触れるだけではなく、自分も制作活動をしてみたい!」という人も安心。砂箱は、マイクやスピーカー、カメラや広角・中遠望レンズ、大型LEDライトや各種スタンドなど、各種収録・配信・撮影の設備を完備。さまざまなスタイルの開発・検証・発表を実践できるでしょう。
メタバース空間「砂バース」を併設
コネルは、スタジオオープンと同時に、デジタル表現に特化した砂箱のもう1つのメタバース空間「砂バース」を公式サイト内に開設。メタバース空間を併設することで、デジタルアートやインスタレーション展示など、表現の可能性の拡張を探求します。ちなみに、公式サイトでは砂箱の空間を確認できるバーチャルツアーを体験することが可能。
筆者が実際にアクセスしてみたところ、マウスを動かしてバーチャル上の砂箱のなかへ進むと、奥のスペースにはバナナのような形をしたオブジェが。
オブジェの周りには、作品を鑑賞する人や、馬や犬などの動物が佇んでおり、不思議な空間が広がっていました。
砂バースは2022年内に本格稼働予定。気になる人は、一度バーチャルツアーを体験してみてはいかがでしょうか。
PR TIMES
砂箱
(文・Haruka Isobe)