何が売りかというと、複数の人と同時に会話をしながら、その途中、アプリで撮影した写真やビデオを共有したり、会話を記録としてクラウドに残せたりすることができる。
■チーム作業を効率化
このアプリは、仕事でプロジェクトを進めているチームなどでの使用を前提としている。効率的に作業を進めることを念頭に開発されていて、例えば会話の中で解決すべき問題が生じたとき、その部分に注釈メモを付けられるようになっている。
また、通話に参加できなかった人には、会話の記録を転送することができるので、キャッチアップができるというわけだ。時間がないときなど、注釈部分だけを聞く、ということも可能だ。もし複数のプロジェクトを抱えているなら、ユーザーはそのプロジェクトごとに会話グループを作成できる。
■元MSトップが開発
このアプリは、マイクロソフト社でソフトウェア開発トップを務めたRay Ozzie氏がプロデュースしたという点でも注目を集めている。Ozzie氏は「コミュニケーションをとるとき、会話が一番確実で、早い」と開発背景を語る。
確かに忙しいビジネスマンらにとって、メールしたりテキストしたりするより話した方が早かったり、また誤解が少なかったりする。そして、最新情報を皆で共有することで作業効率アップにもつながる。
アプリには無料版と有料版があり、違いは、無料版では通話のデータが10日で消えること。その他の機能はほぼ一緒だ。アプリは現在iOSのみ。しかし数ヶ月以内にAndroid版とウェブ版もリリースするとしている。
Talko