また、7月6日(水)には、グローバル・ブレイン株式会社が運営する31VENTURES Global Innovation Fund 2号からの資金調達も実施しています。
今回は、Gaussyの事業開始までの経緯や展開するサービスについて紹介しましょう。
三菱商事の事業を継承
7月1日、三菱商事・三菱商事ロジスティクス・東京大学協創プラットフォーム開発株式会社・プロロジス・三井不動産株式会社・三菱HCキャピタル株式会社・三菱地所株式会社の7社は、倉庫産業DXの実現に向けた共同事業に参画したことを発表。同時に、三菱商事がGaussyへ倉庫産業DX事業を譲渡し、6社のパートナーがGaussyに出資参画。これにより、三菱商事が2020年にサービスを開始した倉庫ロボットのサブスクサービス「Roboware」と、シェアリング倉庫サービス「WareX」を引き継ぐ形でGaussyの事業が始まりました。
倉庫の労働力不足を解決するロボット
倉庫現場には、労働力不足や属人化といった課題があるといいます。これを解決すべく提供されているのが、「Roboware」です。同サービスでは、多様なロボットをサブスクで提供し、設計・導入から運用・保守までサポート。誰でも簡単に倉庫ロボットを運用し、倉庫運営の効率化を図れるといいます。
現在提供しているのは、省スペースで商品を自動高速仕分けする「Omni Sorter」、商品を棚ごと搬送する「Ranger GTP」、フォークリフトと相性が良いパレット搬送型ロボット「Ranger IL」、ピックすべき保管場所に自律移動して作業者に通知・協業する「FlexComet」および「FlexSwift」です。
倉庫キャパシティの課題に、シェアリング倉庫
また、倉庫現場では倉庫キャパシティの過不足といった課題も。これを解決してくれそうなのが、「WareX」です。同サービスは、全国1000以上の倉庫を検索し、遊休スペースに荷物を預けられるというもの。無料登録すれば、倉庫検索に加えて空きの一括確認や入出荷作業サポートなども利用できます。
保管料と作業料は、物量と日数に応じた従量課金制。料金シミュレーションもできるので、安心して使えるようです。
PR TIMES(1)(2)
Gaussy株式会社
(文・Higuchi)