そうしたソリューションとなりえるデバイスが、クラウドファンディングサイトKickstarterで人気を集めています。ミニ扇風機感覚で使えるウェアラブルエアコン「QOOLA」です。
15〜25度で設定可
QOOLAはヘッドフォンのようなデザインで、首にかけて使用するウェアラブルタイプ。タービンやバッテリーを内蔵し、首の両サイドから冷気を出して暑くなった体を冷やす仕組みです。暑さの感じ方や、状況によって求める涼しさは変わってきますが、QOOLAは温度を15〜25度で設定できます。イオン清浄機能も搭載していて、きれいな空気を送風するとのことです。
暖房機能も
加えて、QOOLAは暖房モードも備えています。クーラーと同様、温度調整が可能で、レンジは38〜45度。冬場の通勤・通学、ウォーキングなどに使えそうです。QOOLAは内蔵バッテリーで駆動しますが、フル充電時の作動時間は冷房の場合が5時間、暖房だと6時間となっています。QOOLAそのものはUSB-Cケーブルで充電するようになっていて、所要時間は約2時間です。
残暑に間に合うかも?
冷房・暖房機能の両方があることから1年中使えるQOOLAはKickstarterですでに目標を超える予約が入っていて、本稿執筆時点の価格は538香港ドル(約9300円)〜となっています。発送予定は8月とのことで、順調にいけば残暑が厳しい夏後半〜秋にかけてQOOLAで涼をとることができるかもしれません。申し込み期限は7月12日。興味のある方はお早めに。
QOOLA/Kickstarter