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日本科学未来館、研究開発の最先端を体験できるシリーズ企画始動。第1弾は多様なロボット

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東京・お台場にある日本科学未来館(以下、未来館)にて、研究開発の最先端トピックを体験できるシリーズ企画「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」が始動。「Life」「Society」「Earth」「Frontier」という4つのテーマについて、それぞれ最先端の研究開発を公開します。

第1弾のテーマは「Society」。7月8日(金)~8月31日(水)の期間で「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催し、多様なロボットを展示します。

ロボットとの共生を想像しよう

「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」は、未来館 1階 シンボルゾーンにて10:00~17:00で開催。常設展のほか、期間限定展示やワークショップ、トークイベントを展開し、ヒトとロボットが共生する未来を提案します。

また、7月8日(金)~10日(日)の3日間は、15の限定プログラムを展開する全館イベントも開催。4つのテーマに関連したトークイベント、未来館で研究開発が進む12のプロジェクト紹介を予定しているようです。

なお、休館日は火曜日ですが、7月26日と8月の火曜日は開館するとのこと。

価値観を変える? 最先端ロボを体験

それでは、会期中を通して体験できる展示を一部紹介しましょう。

まずは、空気で膨らみ、用途に合わせて形状をカスタマイズできるパーソナルモビリティ「poimo(ポイモ)」。当日、試乗のための整理券を配布します。

次に、ヒトではなくモノや空間を運ぶ箱型モビリティ「e-Palette(イーパレット)」。図書館が自動運転で走ってくる、そんな想像をかき立てるかもしれません。

そして、身体がロボットやAIと合体する「自在化身体プロジェクト」体験。“6本目の指”をつけて動かすと、“脱着できる身体”に対し、脳や心はどんな反応をするのでしょうか。

アンドロイドとの会話、卓球ロボとの対戦も

期間限定の展示や企画についても簡単に紹介します。

7月8日(金)~10日(日)は、旅行代理店のスタッフとなったアンドロイドと会話しながら旅行先を決める体験が可能。

この対話システムは、昨年実施されたロボットの自然な会話を競うコンペで用いられたものです。なお、8月11日(木)より、今年のコンペの予選会が同イベント内で実施されます。

7月29日(金)~8月4日(木)には、卓球ロボット「フォルフェウス」の最新機が登場。

フォルフェウスは、プレイヤーの感情や身体の動きを読み取って成長へ導くとともに、ダブルスを組むペアの連携度合いなどを測定してペアとしての成長も実現するようです。会場では1人5分程度、フォルフェウスとダブルスで対戦できます(整理券あり)。

このほか、「デジタルクローンはもうひとりの自分?」「私たちの“もっと自由な体”ってなんだ?(仮)」などをテーマとするトークセッション、「poimo」や「自在化身体プロジェクト」などと関連したワークショップなども開催予定です。

PR TIMES
「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」公式ページ

(文・Higuchi)

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