まずは、6月27日(月)より“スーパーホテルPremier東京駅八重洲中央口”に導入。以降、全国のスーパーホテルへ地域・ホテルの特性を考慮し、順次導入を進めていくようです。
0.1秒チェックイン、館内の撮影はマスク着用可
「Cyphy-inn」は、公式アプリと館内のチェックイン機を連携させ、0.1秒で顔認証によるチェックインを可能にします。ユーザーは、スーパーホテル公式アプリで宿泊予約と同時に自身の顔を登録。来館の際にチェックイン機で顔を撮影すると予約情報と照合し、セルフチェックインできます。来館時の撮影はマスク着用でも可能です。
なお、顔画像データは自身のスマフォ内のみで存在し、クラウドには画像再現不可能な特徴点データのみを伝送。クラウド上のデータは、チェックアウト時に自動削除されるようです。
深夜の再入館も顔パス
また、エントランスドア前に設置される非接触温度測定・顔認証AIカメラ「Cyphy-Gate」と連携。深夜(24時以降)外出から帰館した際、顔認証でエントランスドアを開錠できます。「Cyphy-Gate」は、不特定多数の方が利用する店舗や施設において、0.1秒の温度測定とマスク着用を呼びかけるアルメックスのソリューション。基準値を超える温度を測定した場合は本人と管理者に知らせ、マスク未着用者には着用を促すアナウンスを流します。
両者のノウハウを集結してリリース
株式会社USEN-NEXT HOLDINGSのグループ会社であるアルメックスは、宿泊施設やレジャー施設、飲食店、医療機関などへ業務効率化を目的とするITトータルソリューションを提供中。医療機関向けのオンライン資格確認対応顔認証付きカードリーダー「マイナタッチ」などを通じ、顔認証技術を培ってきました。
このたび、アルメックスが有する顔認証技術やホテルシステムのノウハウと、スーパーホテルのシステム担当者からの効率的なDB設計提案・アプリ設計・フロー指導などをかけ合わせ、「Cyphy-inn」のリリースに至ったとのことです。
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株式会社アルメックス
(文・Higuchi)