1時間に150食を調理
「そばロボット」は、一連の調理工程を完全自動化する双腕ロボット。1時間に150食のそばを調理し、1人分の省力化を実現します。動作フローとしては、1本目のアームで生そばを番重(仕切り付容器)から取出しテボ(茹で用ザル)へ投入。その後、2本目のアームで茹でる・洗う・締めるという工程をこなします。
同ロボットを活用することで、人手不足解消はもちろん熱いゆで麺器前での高負荷な作業の軽減、品質の安定化などが期待できるようです。
多様な店舗に導入しやすい設計やモデル展開
また、多様な店舗への導入を可能にする設計やモデル展開などもポイント。コンパクト設計のため、レイアウトを大幅に変更せず導入でき、スタッフとの協働も実現します。また、店舗の売上高に応じてタイプを選べるのも魅力でしょう。ピーク時1時間の注文が150杯以下の店舗は双腕モデルを、ピーク時1時間80杯以下の店舗は単腕モデルを導入することで生産性向上に期待できるといいます。なお、単腕モデルで自動化できるのは茹でる・洗う・締めるという工程。
さらに、うどん・ラーメン・パスタなどの調理にも適用できるようです。
JR山手線で初稼動
そんな「そばロボット」が6月24日(金)、JR五反田駅構内 東口側「いろり庵きらくそば五反田店」にて稼動を始めます。これまで、「そばいちペリエ海浜幕張店」など合計3店舗へ導入されてきた同ロボット。4店舗目は、初のJR山手線駅構内での導入となりました。
PR TIMES
「そばロボット」公式ページ
(文・Higuchi)