palanが展開するメタバースのアート展に、データグリッドのデジタルヒューマンがコンシェルジュとして登場しました。
AR試し置きも可能なWebXRコマース
palanが運営するWebXRコマースは、Webブラウザ上で体験可能なVR店舗を作成・展開できるサービス。来店客は、気になった商品をARで自分の部屋などに試し置きしてサイズを確認したり、そのままワンストップで購入したりできます。WebXRコマースの空間デザインは、店舗のイメージ画像を3Dモデルで作成したもの。実店舗の360度画像を撮影する方法よりも自由な世界観を表現でき、実店舗を持たない事業者でも利用しやすいといいます。
また、1枚の画像から簡易的な3Dモデルを作成する独自技術により、低コストでの“AR試し置き体験”を実現しているようです。
シンセティックAIによるデジタルヒューマン
一方、データグリッドが生成するデジタルヒューマンは、“シンセティックAI”を活用して誕生。シンセティックAIとは、動画像や音声などの合成データを生成するAIのことです。
予測や認識を強みとする産業分野のAIとは異なり、創造性を発揮するデータ生成AIだといいます。
WebXRアート展へ行ってみました
このたびの協業により、デジタルヒューマンが登場したというWebXRアート展を覗いてみました。同アート展では、山形を中心に画家として活躍した布施夫妻の作品を取り扱っています。デジタルヒューマンは、入り口付近でWebXRコマースの仕組みやアーティストなどについて案内。口調も表情も滑らかで、聞きやすい案内でした。
展示作品には詳細ボタンがあり、押すと作品サイズや価格などを確認可能。その画面で作品を360度回転させて見ることも、画面上のQRコードをスマートフォンで読み取って作品を自宅にAR表示することもできます。気に入れば、同一画面からカートに追加して購入可能です。
両社は今後も、メタバース空間での購買体験向上を目指すといいます。
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WebXRアート展
(文・Higuchi)