巡回・異常検知・点検などを遂行
「cocobo」は、AI・5Gなどを活用して巡回・点検業務といった多様な警備業務を提供するセキュリティロボットです。巡回時は、人や障害物を回避しながら設定されたルートを自律走行。搭載したカメラとマイクで収集した現場画像や音声をリアルタイムに監視室などに送信しつつ、バッテリー残量に応じて自動で充電ポートに戻ります。
また、監視カメラ映像やエレベーターなどとのクラウド連携機能、転倒者・異常音・熱源・放置物などの検知機能、アーム点検機能、LEDディスプレイによる案内・注意喚起、不審者への警告などをオプションとして提供中。現在、ハンドタイプのアタッチメントを用いた施錠確認機能も開発中です。
サンシャインシティでの業務
サンシャインシティでは、6月22日(水)より「cocobo」を活用した警備業務がスタートします。「cocobo」は、共用部分において巡回警備および立哨警備を遂行。設定したルートを自動走行し、リモートによる走行経路変更にも対応するようです。
また、AI解析による転倒者・放置物・混雑状況の検知も。防災センターでは、遠隔監視・画像確認をおこない、必要に応じて警備員を現場に派遣します。
多様な施設で活躍中!
「cocobo」は、今年1月に発売されてすぐ、神奈川県の公募型「ロボット実証実験支援事業」に採択。神奈川県の藤沢市役所本庁舎にて、「犯罪・テロ対策分野」の実証実験に臨みました。また6月には、成田国際空港での警備サービスを開始。放置物・転倒者・混雑状態などの検知・通報、LEDディスプレイを活用した通常案内から有事の際の注意喚起などを担っています。
このように「cocobo」は、庁舎や空港、商業施設など警備可能な公共施設を拡大中。株式会社サンシャインシティによると、商業施設への導入は今回が初めてとのことです。
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「cocobo」サービスページ
(文・Higuchi)