これにより、コカ・コーラの自動販売機などを“見守りスポット”として活用し、子どもの安心・安全を守る事業を今秋より開始する見込みです。
子どもの位置情報を記録する「BLE見守りサービス」
ottaは、対象地域にある施設や住む人が子どもを見守る「BLE見守りサービス」を提供しています。同サービスでは、ビーコン搭載の専用端末をランドセルなどに付けた小学生が“見守りスポット”の近くを通過すると、位置情報を記録。見守りルーターを設置した店舗や公園などのほか、専用アプリをインストールした市民やタクシーも見守りスポットとなり得ます。
記録した位置情報は、行方不明など有事の際に警察に提供。また、保護者がアプリを通じて位置を確認したり、見守りスポットの通過通知を受け取ったりできる有料プランもあるようです。
自販機やこども110番の家を“見守りスポット”に
このたびの協定では、コカ・コーラの自動販売機やこども110番の家に見守りルーターを設置し、可児市の子どもを見守ります。まずは今秋に、子ども110番の家発祥の地である今渡北小学校および隣接の今渡南小学校にてモデル事業を展開。その効果を検証しながら順次全市に拡大していく予定です。
奈良県王寺町でサービス開始
ottaとコカ・コーラは、21年11月に奈良県王寺町とも同様の協定を締結。このときコカ・コーラは、既存の自動販売機への見守りルーター設置や必要な場所への自動販売機設置(ルーター付き)を進めると発表しています。そして6月より、王寺北義務教育学校などの児童を対象にサービスを開始。
対象児童の保護者は、有事の際に学校や教育委員会に相談することで記録された位置情報履歴を確認可能です。また、先述の有料プランも提供しています。
なお、自動販売機のほかに見守りスポットとなる人も募集中です。
PR TIMES(1)(2)
株式会社otta
奈良県王寺町
(文・Higuchi)