早速、そのヘルスキットに対応する体温計が登場した。シリコンバレーのスタートアップが開発を手掛けた「Swaive」だ。
Swaiveは、耳の穴に差しこんでボタンを押すと、即座に体温を測定する。0.01度刻みで測定し、体温計に表示すると同時にそのデータはBluetoothで連携する端末に送られる。
そして専用のアプリで、いつでも履歴をチェックすることができる。例えば過去2日間の体温の推移を線グラフなど見ることができるので、いつから熱が出たのか、最高は何度だったのか、などが一目でわかる。
おそらく、この体温計は幼い子どもへの使用を想定している。子どもというのはよく発熱するが、熱データをきちんと管理することで必要に応じて早めの受診につなげることができる。
そうしたデータをかかりつけ医と共有することも可能だ。そしてもちろん、アプリでは家族全員のデータ管理もできる。
また、ヘルスキットにも対応するので、iPhoneユーザーはフィットネストラッカーで測定した運動量やカロリー消費量、睡眠モニターによる睡眠時間などのデータとともに1カ所で管理できる。
現在、サイトでプレーオーダーを受け付けていて、価格は79.99ドル。発送は11月末を予定している。
Swaive