ストーリーは、もちろん完全オリジナル。子どもへのメッセージと、家族のコラージュ写真を追加するオプションもあり。コラージュする写真は、スマホで撮ったものでもOKだ。
写真受付はメールの他、LINEでも対応してくれる。パソコン不要で申込みできるので、複雑な操作が苦手なおじいちゃん、おばあちゃん世代も気軽に利用できる。
提供元のこども絵本は、「想いを形にする」をコンセプトとするニューフェースの企業。「コラッピブック」は、同社事業の第1弾として誕生した。優しい「想い」が結実した、そのサービスの詳細を探るべく、取締役副社長、堀口 太郎(ほりぐち たろう)氏のお話を伺った。
息子の誕生日を機に生まれたアイディア
Q1、「コラッピブック」誕生のきっかけと経緯について、お聞かせください。
息子の1歳の誕生日。何か記念に残るプレゼントを贈りたくて、考えた末に思いついたのが、登場人物の顔を子どもの写真に変えた絵本でした。
自分の顔がわかるのか、子どもがすごく喜んでくれたことを今でも覚えています。自分が想いを込めた絵本を見て、子どもが喜んでくれる。このことが純粋にうれしかったのです。
他の人にも、この絵本のことを知ってほしい。いや、作ってあげたい。そういう想いから、「コラッピブック」は生まれました。
Q2、本プランでITはどのように絡んでいるのでしょうか?
これぞITっていう技術は絡んでいません(笑)。しいて言えば、写真の受け取りから、こちらが完成データをお客さまに送るときも、LINEに対応している点がそれに当たります。
スマホで撮った写真をLINEで祖父母に送るという、最近の親ならば誰もがやっている行為そのままで、オリジナル絵本が作れちゃう。それが「コラッピブック」の技術的なメリットだと思います。
Q3、本の種類は今のところ1種類とのことですが、今後どのような展開になるか、教えていただけるでしょうか?
これから第2弾、3弾と、続々リリースしていく予定です。現在は第2弾の制作に着手しているところです。対象年齢によって、コラージュする元の絵の体型が変わるので、その幅も持たせていきたいと考えています。
また、ストーリーも学習的な内容が多くなる予定ですので、さまざまな面からアプローチしていければ、と思っています。
デジタル社会の中で「触れ合える思い出」を残してほしい
Q4、「コラッピブック」をどのようなシーンで、どんな人たちに利用してほしいとお考えですか?
誕生日などの記念日に、親から子どもへのプレゼントとして利用していただきたいと思っています。思い出とともに、ずっと手元に残していただければ幸いです。
Q5、これからこのサービスを利用するユーザーへ、メッセージをお願いします。
この絵本のコンセプトは「家族の絆をつなげる絵本」です。自分の子どもが主人公になっている絵本、自分たちで写真を選んで作った絵本。その絵本を子どもに読み聞かせることで、親子の時間がより、楽しいものになると思っています。
作った親御さんに喜んでいただきたいのはもちろん、お子さまが大きくなったとき、この絵本を手にとって、親の気持ちを感じてくれたら何よりです。
現代はデジタル社会。思い出はすべて、デジタルデータとして残すようになりました。そんな今だからこそ、触れ合える思い出として、この「コラッピブック」をオススメします。
コラッピブック