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電気のない世界を変える!パーカッション楽器を振って演奏するだけで発電&蓄電

国も文化も越えて、音楽は人と人をつなぐものだ。日々の生活や風俗に、音楽が欠かせないコミュニティもあるだろう。私たち日本人にとって毎日の暮らしに欠かせないものといえば……電気などのエネルギーがある。しかし発展途上国の多くに...

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SPARK国も文化も越えて、音楽は人と人をつなぐものだ。日々の生活や風俗に、音楽が欠かせないコミュニティもあるだろう。私たち日本人にとって毎日の暮らしに欠かせないものといえば……電気などのエネルギーがある。しかし発展途上国の多くにおいて、未だ電気が通らず、昔ながらの生活をしている人々もいる。

イギリスの電子音楽バンドFaithlessに所属する打楽器奏者Sudha Kheterpal氏らが、Royal College of Artとコラボレーションし、「Shake Your Power」というプロジェクトを開始した。「SPARK」というパーカッション楽器ツールを用いて発電をし、発展途上の国々に電力を供給しようという試みだ。

「SPARK」の内部には、ソレノイドと呼ばれる銅ワイヤーでできたコイルが設置されている。ユーザーが「SPARK」を手に持って振ると、中にあるマグネットが前後に移動し、このとき回路内に電力が生じる。そして発生したエネルギーは、再充電可能なバッテリーにすぐさま蓄電される。発生した電気エネルギーは即座に使用しなくてもよく、蓄電しておけることのメリットは非常に大きい。

「Shake Your Power」プロジェクトでは、ケニヤで「SPARK」のテスト運用を実施。ケニヤでは現在、人口のおよそ75%の人々が電気を利用できていない。プロジェクトではケニヤ国内のいくつかのコミュニティの人々に、「SPARK」を使ってもらったところ、子どもや学校の先生、村のお年寄りまで、さまざまな人に好評を博したという。

SPARK2貯めておいた電気エネルギーは、日が落ちた夜に子どもたちが宿題をするのに用いたり、あるいは手元や足元を照らすのに使ったりできる。

「Shake Your Power」プロジェクトでは、資金調達プラットフォームKickstarterで目標の投資資金を集めることに成功。夜の暗闇しかなかった世界に、光をもたらすことの意義は非常に大きいだろう。また、もしモバイル端末の充電もできるようになれば、他のコミュニティとの交流もより活発になり、現地の人々の暮らしに激的な変化をもたらすかもしれない。

誰でも使える、手近にある発電ツールとして開発された「SPARK」だが、もちろんパーカッション楽器として、問題なく音楽パフォーマンスに用いることが可能。

Shake Your Power
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