決済エリアに立つだけで会計がスタート
ANA FESTA GO 中部ゲート店は、東海エリアを代表する銘菓や名古屋のグルメ、ANAオリジナルグッズや雑貨、飲料を揃えたギフトショップ。顧客が搭乗前の限られた時間でスピーディに買い物を楽しめるよう、TTGの無人決済システムを活用しています。無人決済システムは、店内に設置されたカメラやセンサーによって顧客が「何を」「いくつ」手に取ったか自動で認識する仕組みになっているため、顧客は棚から商品を手に取って決済エリアに立つだけで決済を開始することが可能です。
決済エリアに到着すると、タッチパネルに購入しようとしている商品が一覧で表示されます。その内容を確認した上で、顧客が交通系電子マネー、クレジットカード、QRコード決済、現金のいずれかの方法で支払う、という流れです。
そのほか、ANA FESTA GO 中部ゲート店では「ANAのマイル積算」「ANA カード割引」に対応するといった、ANAユーザー向けの特典を用意しています。
首都圏の導入が多かった無人決済システム
これまで、TTGは首都圏を中心に無人決済システムを活用した店舗を展開してきました。同社は2020年5月、JR山手線の「高輪ゲートウェイ駅」構内において、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」を開業。開業後は利用客のデータをもとに改良を重ね、1か月を迎えた頃には認識成功率90%超を達成したことを発表しました。
2021年8月には、TTG開発の無人決済システムを活用した国内初の空港ギフトショップ第1号店となる「ANA FESTA GO羽田B1フロア店」を、羽田空港第2ターミナル地下1階に開業。
「搭乗前に買い物をスピーディーに、非接触で済ませたい」「おすすめのお土産品から手間なく商品を選びたい」などの顧客ニーズに応えるため、無人決済システムとともに、ANA FESTA羽田全店の売上・販売数量データから上位商品を抽出して陳列する「おすすめランキング」形式を採用しました。
そしてこのたび、TTGはANA FESTAとともに、首都圏以外でTTGの無人決済システムを活用した店舗として初となるANA FESTA GO 中部ゲート店をオープン。新たにPayPay、楽天ペイ、 d払い、au PAY、J-coin PAYなどのQRコード決済が利用可能になり、決済がさらに便利になるといいます。
また、ANA FESTA GO 羽田B1フロア店よりも出入り口や店内スペースを広く設けることにより、大きな荷物を持つ顧客でもスムーズに入退店できるとのことです。
店舗運営コストやオペレーション負荷軽減へ
ANA FESTAとTTGは、商品購入の自動化によるレジ待ちストレスの解消や、顧客と店舗スタッフが直接対面することのない決済サービスを提供し、省人化による店舗運営コストやオペレーション負荷の軽減を実現する方針です。両社は「今後も、お客様のさらなる利便性の向上と新しい店舗運営のあり方を模索し、全国各地の空港への展開も視野に入れ、活動してまいります」と語っています。
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(文・Haruka Isobe)