アンケートから個人のCO2排出量を算出
becoz walletは、個人のCO2排出量を可視化する個人向けのサービスです。購買や移動などに関する9つのアンケート回答をもとに、ライフスタイルを推定しCO2排出量を算出。ユーザーは自分の排出量と日本人平均とを比較することが可能です。
また、becoz walletは削減しきれなかったCO2排出量を、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資する「カーボン・オフセット」をおこなう機能を搭載。
ユーザーは「森林環境プラン」「再エネ促進プラン」「省エネ促進プラン」のなかから、自分が投資したいプランを選択して、購入することができます。
クレジットカード「becoz card」と連携
becoz walletは、DATAFLUCTと株式会社クレディセゾンが同日より提携発行する、気候変動対策コンセプトクレジットカード「SAISON CARD Digital for becoz(以下、becoz card)」と連携するという使い道も。becoz cardは、決済データをもとにCO2排出量を算出する、カーボンニュートラル実現のためのクレジットカード。becoz walletとbecoz cardを連携することで、利用明細ごとにCO2排出量を確認したり、前月との差分を確認し、比較したりすることができます。
なお、becoz cardはプラスチックカードの発行はありません。
個人の環境負荷の把握・行動支援を提供
2021年、気候変動枠組条約締約国会議(COP26)で「産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑える努力を追求する」という目標が採択されました。この「1.5度目標」実現に向けて、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げ、取り組みを進めています。
そんななか、日本は2021年4月に、2030年度において温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、産業部門をはじめとする5部門のうち家庭部門については温室効果ガスを66%削減することを表明。
しかし、日本のカーボンニュートラルに向けた取り組みの多くは、企業や自治体などの組織が主体となって進んでおり、個人が自身の行動による環境負荷を把握し、実際に行動を変えたいと思った際にそれをサポートするサービスがないといいます。
こうした状況のなか、DATAFLUCTは個人が「1.5度目標」を満たすライフスタイルの選択を後押しすることを目指し、becoz walletを開発しました。
PR TIMES
becoz wallet
(文・Haruka Isobe)