同イベントに、西日本旅客鉄道株式会社・株式会社JR西日本コミュニケーションズ・株式会社JR西日本イノベーションズ(以下、JR西日本グループ)が初出展し、「バーチャル大阪駅」を展開すると発表しました。
“原点”をテーマに12のワールドを構築
「バーチャルマーケット(通称:Vket)」は、メタバース上で展開する企業ブース・一般ブースにて3Dデータ商品やリアル商品を売買したり、イベントに参加したり、乗り物に乗ったりできるVRイベント。「バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数」としてギネス世界記録に認定されました。今夏は、“原点”をテーマに2つの企業ワールドと10の一般ワールドを展開します。企業ワールドは、「パラリアルニューヨーク」と「パラリアル大阪」。ニューヨークと大阪をリアルとメタバースに並行して存在する“パラリアルな街”として創出します。
リアル×デジタルで楽しむ「バーチャル大阪駅」
今回JR西日本グループは、パラリアル大阪内に「バーチャル大阪駅」を構築。特急「はるか」への乗車、時空の広場でのステージLIVE開催、駅ナカ店舗での商品販売などリアル×デジタルの新たな体験を企画しているようです。なお、バーチャル大阪駅の一部をHIKKYが独自展開するメタバース開発エンジン「Vket Cloud」で制作することで、手持ちのスマートフォンやPCなどからの来場を可能とします。
JR西日本グループのイノベーションチャレンジ
JR西日本グループは、「うめきた(大阪)駅」の地下駅と地上部をすべて共創フィールドと位置づけ、イノベーションの実験場「JR WEST LABO」を展開中。さまざまなパートナーとの共創によりオープンイノベーションを加速させ、新たな価値創造にチャレンジしています。「JR WEST LABO」では、“バーチャルへの拡がり”や“OMOサービスでもっと便利に”などをビジョンとして設定。このたびのVket出展では、駅が持つリアルの拠点性とOMOやバーチャル空間などの接点を組み合わせることでリアルとデジタルが融合する空間を創出し、駅を活用した新たな価値の提供に取り組むとのことです。
PR TIMES
「バーチャルマーケット2022 Summer」公式サイト
「JR WEST LABO」
(文・Higuchi)