3辺の長さ・体積を計測、システムへ自動共有
「Logi measure」は、スマートフォンで荷物を撮影するだけで、自動でサイズ計測と荷物情報の読み取りができる荷物情報収集AIアプリです。撮影した荷物(直方体)の縦・横・高さを約3秒で自動計測し、各辺の長さ・3辺合計・体積を表示。推奨環境下であれば、3辺合計の計測精度は95%以上を誇ります。
計測したデータはシステムに自動共有され、ダウンロードも可能です。
直方体以外の荷物も計測可能に
これまで、計測できるのは段ボールなど直方体の荷物だけでしたが、今回の新機能により非定形荷物も計測できるようになりました。たとえば緩衝材で包装された荷物やカバン・キャリーケースなど形やサイズの異なるものの3辺計測が可能。荷物の大きさや種類によりますが、推奨環境下であれば3辺合計の計測精度は90%以上となるようです。
物流業界の業務効率化に貢献、新機能でさらに便利に
「Logi measure」はリリース以降、物流業界の業務効率化などに貢献しています。同アプリを導入したタオル卸業の富士株式会社では、3辺計測時間と才数(体積)の計算時間を短縮し、業務効率化・出荷キャパシティ増大・集荷時間厳守を図っているようです。なお、3辺計測時間は1個につき10秒以上短縮できるとか。
ほかにも、倉庫内管理の効率化やトラック荷積の最適化など、活用シーンは多いようです。
このたびの「非定形計測機能」により、梱包用の箱を選定するための計測や、引っ越し業者による宅配料算出時の家具計測、飛行機内持ち込み荷物の計測なども可能になるといいます。
同社によると、手作業でおこなっていた非定形荷物の計測時間を約20秒から約1秒へと短縮できるとのことです。
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「Logi measure」サービスサイト
(文・Higuchi)