離婚の課題をテクノロジーで解決する“離婚テック”
一般的に膨大な手間と費用がかかると言われている離婚手続き。米国では、離婚の課題をテクノロジーで解決する“離婚テック”が注目を集めているようです。日本では、年間約20万組が離婚を選択していて、その過程で悩みや不安を抱える人も少なくないとか。そこで同社は、主力事業であるWebマーケティングやWebコンテンツの発信といったテクノロジーを通じて、離婚の課題を解消する「Re:con」を開発しました。
ネガティブな印象が拭いきれない“離婚”を、新しく幸せな人生を始めるための選択という前向きなものに変え、堂々と選択できる社会を目指すとのことです。
費用シミュレーションなどをLINEで
「Re:con」は、主に公式LINE上で離婚の手続きなどを支援する機能を提供します。そのひとつが、費用シミュレーション。養育費または慰謝料を選び、いくつかの質問に答えると、裁判所が公開している養育費算定表に基づいて自動で費用目安が算出されます。
もうひとつが、離婚必要書類確認ツール。離婚時または離婚後を選び、離婚の種類(協議・調停・裁判など)を指定すると該当の手続きに必要な書類がリストアップされます。準備できている書類にチェックをして送信すると、書類準備の進捗状況が返ってくるという仕組みです。
LINEのトーク画面で操作手順などもメッセージとして送られてくるので、簡単に使えました。
今後、順次アップデート予定
今後は、気になる質問をタップするだけで瞬時に返答が返ってくる「離婚Q&A」機能も追加予定。費用シミュレーション・離婚必要書類確認ツール・離婚Q&Aは無料で利用可能です。また、弁護士相談・離婚カウンセラー・不動産査定といった専門家と連携した相談サービスも実装予定。金銭面や手続き業務に加え、自身や子どもの心のケアにも対応していくようです。
PR TIMES
「Re:con」サービスサイト
(文・Higuchi)