そして一般社団法人ブレインインパクトと共に、脳の健康とライフスタイルの関係性を検証する実証研究を4月21日より開始。現在、研究規模は大きく拡大中です。
5機能で活動を管理・評価、AIによるアドバイスも
「脳にいいアプリ」には、近年の脳科学において認知症予防に効果的と言われている運動・食事・脳刺激・ストレス緩和・社会参加の5要素を集約しました。機能としては、目標通知・歩数・食事・脳トレ・評価を提供。歩数・食事・脳トレについて目標が通知され、活動内容を管理・評価できる仕組みになっています。
また、脳の健康維持評価機能に基づいて、AIが個別最適な活動をアドバイスするのもポイントです。
継続しやすい秘密
同アプリは、親しみやすく使いやすいUIやモチベーションを上げるコンテンツも特徴。たとえば、歩いた歩数がヴァーチャル散歩コースへ反映され、東海道五十三次や四国お遍路などに挑戦することもできます。
脳トレには、まちがえ探しやスライドパズルがあり、手塚プロダクション提供のイラストやご当地キャラクターが登場。昔なつかしいイラストで認知症の治療法のひとつである“回想法”の効果も見込めるといいます。
食事記録は、食べた品目をタップするだけのシンプルな設計で継続しやすいようです。
歩数・脳トレ・食事の各コンテンツの目標を達成すると“スター”がもらえます。現在、このスターを商品やサービスに交換できる機能を開発中とのことです。
「脳にいいアプリ」と「推定BHQ」を活用した大規模検証
ベスプラは、現在実施中の実証研究にあたり、脳の健康度(BHQ)推定などができるプラットフォームを過去のBHQ研究の成果を応用して開発。同プラットフォームでは、「脳にいいアプリ」を利用するだけでBHQを推定できます。同研究は、フィットネス・運動施設の利用者を対象に、運動の種類・頻度といった属性と脳の健康・認知機能テストスコアとの関係性について、「脳にいいアプリ」および「推定BHQ」を用いて検証するもの。
5月25日(水)時点で、協力施設は12都道府県・38施設に広がっています。この対象施設拡大を受け、運動習慣における地域特性や地域間格差も検証の対象に加える方針です。
なお、同アプリでAIが推測する推定BHQ機能は今後有償で提供予定ですが、実験参加者は研究期間後も無料で利用できるとのこと。
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「脳にいいアプリ」サービスサイト
アプリダウンロード iOS/Android
(文・Higuchi)