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Enterprise M6以上の地震を1ヶ月前に予測する「ゆれしる」、複数回の予測に成功。地震に備える機能も搭載

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M6以上の地震を1ヶ月前に予測する「ゆれしる」、複数回の予測に成功。地震に備える機能も搭載

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株式会社Link-Uは、大地震の発生を最大1ヶ月前に予測する地震防災サービス「ゆれしる」を2021年12月にリリース。以降、大きな地震の予測を複数回にわたり的中させています。

地域・期間・マグニチュードを予測

「ゆれしる」は、日本全国で直近1ヶ月以内に起こる可能性が高いマグニチュード6以上の地震をピンポイントで予測。株式会社地震科学探査機構が測量工学的アプローチで地震の前兆現象を捉え、独自の方法で予測した情報に基づき予測を提供しています。

また、予測に対する結果を開示することで信頼性を担保。新たな予測・予測に対する結果がある場合は、毎週水曜日に公開します。

予測するのは、地域・期間・マグニチュードの3つ。予測の地域・期間に予測マグニチュード相当の地震が発生した場合を“的中”とし、2020年12月~2021年9月のデータでは的中率75%を記録しています。

地震に備えるための機能も便利

「ゆれしる」では、地震予測のほか地震に備えるための機能を提供中。

たとえば、災害時に利用できる緊急連絡先や避難所登録、家族をつなぐ掲示板などの機能です。避難所登録画面では、住所・電話番号・想定収容人数などを確認でき、家族掲示板では安否情報を登録・確認できます。

また、地震防災に関する情報コンテンツも配信。地震のメカニズムや過去の大型地震からの学びなどを発信し、災害時には防災ブックとしても活用できるとのことです。

予測が的中した事例

そんな「ゆれしる」の予測がつぎつぎと的中しているといいます。

直近では、1月22日に発生した宮崎県東部沖(日向灘)を震源とする最大震度5強・マグニチュード6.4の地震を的中。予測は1月19日に発表された「九州南部の陸域または海域・1月19日~2月14日・マグニチュード5.5±0.5」というものでした。

また、3月16日に発表した「東北地方から北海道・3月16日~4月20日・マグニチュード6.5±0.5」の予測に対し、3月16日に福島県沖でマグニチュード7.3の地震が発生しています。

さらに、「東北地方・5月18日~6月15日・マグニチュード6.0±0.5」という予測を5月18日に発表。5月22日に茨城県沖でマグニチュード6.0の地震が発生しました。

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「ゆれしる」サービスサイト

(文・Higuchi)

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