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ペットのオンライン相談・診療システム「みるペット」正式版リリース。相談はチャットでも可能に

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株式会社みるペットは、ペット向けオンライン相談・診療システム「みるペット」β版を2020年5月にリリース。今年5月16日時点で登録動物病院数は130件以上となりました。

そして5月17日(火)、新機能を追加した「みるペット」正式版をリリースしています。

ペット・飼い主と動物病院をつなぐ「みるペット」

「みるペット」は、登録している動物病院の獣医師のオンライン相談・診療を受けられるシステム。予約から相談・診療、決済までオンラインで完結します。ただし、“相談”については、同社の基準を満たした獣医師が「相談獣医師」として対応する場合もあるようです。

利用するには、ユーザー登録後に病院を検索し、カレンダーで日時を選択して予約。時間になったらスマートフォンやPCのビデオ通話で相談・診察を受け、終了後に事前登録しているクレジットカードにて決済するという流れです。なお、薬が必要な場合は、後日動物病院から送付されます。

「みるペット」正式版の特徴

正式版リリースに伴う新機能追加で、さらに便利になりました。

たとえば、“相談”についてチャットが利用可能になったこと。動物病院がチャット相談メニューを作成すると、従来のビデオ通話に加えてチャットでの相談ができます。

また、複数獣医師のシフト登録にも対応。これまでは病院ごとのシフト登録のみでしたが、獣医師ごとのシフトを作成し、獣医師に紐づいた予約メニュー表示することで予約の細かい運用を実現できるといいます。

さらに、アカウント管理機能でセキュリティを向上。管理者はスタッフとビジターのアカウントを作成し、それぞれに適した機能制限を設けられます。

このほか、動物病院向けの料金体系も変更しました。

初診でのオンライン診療は禁止

近年、新型コロナの影響もあり、ヒトの医療ではオンライン診療に関する議論が進んでいます。一方、ペットのオンライン診療に関しては十分な議論に至っていません。

しかし、同社が実施したアンケートでは、動物病院と飼い主の双方でオンライン相談・診療のニーズが高まっていることがわかっています。このような状況のなか、「みるペット」は現在の法的解釈の範囲内で運用しているとのことです。

大きな注意点としては、“初診でのオンライン診療は禁止”ということ。かかりつけの獣医師に対して、対面で受診したことのある疾患などに関してオンライン診療が利用できるといいます。なお、オンライン相談は初めての先生に対しても可能です。

PR TIMES
「みるペット」サービスサイト

(文・Higuchi)

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