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Social Media 大型買収や激むずゲーム登場でゲームツイートが激増中!ツイッターを賑わしたトピックを解説

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大型買収や激むずゲーム登場でゲームツイートが激増中!ツイッターを賑わしたトピックを解説

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情報発信・入手の手段としてすっかり定着したTwitterで、ゲームに関するツイートが激増しています。

どういったゲームやどんな話題が注目されたのでしょうか?グローバルデータをもとに、ゲームの世界のトピックを紹介します。

ゲームのツイートは8億に!

今回紹介するデータは、Twitterにおいてゲームコンテンツパートナーシップ部門を統括するRishi Chadhaが公開した、2022年第1四半期(1~3月)におけるTwitterでの会話量。

2022年第1四半期のゲーム関連ツイートは、約8億にも達するといいます。

同氏によると、ゲームに関する会話量はTwitter史上最大のボリュームとなって記録しているそうですが、どういったツイートが伸びたのかピンと来るでしょうか?

マイクロソフト、約8兆円の大型買収

まず1つは、ゲーム会社の大型買収です。1月18日、XboxやWindowsでおなじみのマイクロソフトがゲーム開発大手のアクティビジョン・ブリザードを687億ドル(約7兆8700億円)で買収すると発表しました。

この発表は、日本時間では深夜のアナウンスでしたが、ゲームファンの間では騒然となりました。約8兆円という想像ができない金額感に加え、有名タイトルを多数持つアクティビジョン・ブリザードという会社だからです。

同社は大人気FPS『コール オブ デューティ』シリーズや、パズルゲームの代名詞的存在の『キャンディクラッシュ』シリーズなどを持つアメリカのゲーム会社。しかも、8兆円に迫る買収額はマイクロソフト史上最大の規模。

この買収についてマイクロソフトのCEOサティア・ナデラ氏は、「ゲームはすべてのエンターテインメントの中で最も勢いのある分野で、メタバースのプラットフォームの開発において重要な役割を果たす」とコメントを残しています。

この買収を受けて、ゲーマーの間で特に話題に上がったのが、「『コール オブ デューティ』シリーズが今後、XboxとWindows(PC)のみになるのではないか?」という点。この懸念については当時かなり活発にツイートがおこなわれました。ですが、今後も、PlayStationシリーズに供給されることが判明しました。

ソニーもアメリカのゲーム会社買収

次に大きな盛り上がりを見せたのも、やはりゲーム会社の買収です。1月31日にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、アメリカのゲーム会社バンジーを36億ドル(約4100億円)で買収すると発表しました。

マイクロソフトへの対抗策と見られるこの買収も、ゲーマーの間で大きな話題に。このバンジーは創業から30年を超えるゲーム開発会社で、『Destiny』シリーズは同社の看板タイトルの1つです。過去には『Destiny 2』がPlayStationの時限独占タイトルになったこともあり、同社とSIEは良好な関係にありました。

今後もこのような大型買収が続くという見方も出てきており、そのたびにツイートが賑やかになりそうです。

激むずゲーム『エルデンリング』が大きくスパイク!

ゲームタイトルでのスパイクもありました。1つは『エルデンリング』です。

2月25日に発売された同作は、オープンワールド型アクションRPG。これまでに数々のゲームアワードを受賞した『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』や『ダークソウル』シリーズを持つフロム・ソフトウェアの最新作で、発売前からゲーマーの間で注目されていました。

不条理な難易度ではないものの、初見であっさりクリアできるシーンはほとんどなく、死を重ねていく中で攻略スタイルを見つけてコツコツ進めていくタイプのゲームということもあって、その攻略法などを中心にツイートが活発化しました。

また、キャラクターメイクがかなり詳細に渡って設定できる仕様になっており、タレントや有名人を模したキャラを作ってツイートするユーザーも出てくるなど、ゲームプレイ外の盛り上がりもありました。

ツイート量の多かったゲーム1位は『原神』

一方、ツイート量の多かったゲームのランキングも発表されています。

1位はオープンワールド型アクションRPGの『原神』です。中国のゲーム会社のmiHoYoが開発している本作は、スマホを始め、家庭用ゲーム機でもPCでもプレイできる基本プレイ無料のゲーム。

このほか、『あんさんぶるスターズ!』『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』など、女性プレイヤーが多いゲームもランクインしています。

2022年も残り約7か月。今後どういったゲームの話題が「バズる」のか、引き続き目が離せません。

(文・辻英之)

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