ちなみに、「Max Plus 公道仕様版」は“時速20km未満の原動機付自電車”として扱われます。
日本独自開発の「Max Plus 公道仕様版」
今回の「Max Plus 公道仕様版」は、シェアリング専用モデル「Max Plus」をベースに日本独自の機能・性能を備えたモデルです。ハンドルバーエンドに配置した方向指示器は、前後から高い視認性を確保。その方向指示器内に警音器を内蔵したことでシンプルなデザインを実現しました。また、高い耐久性といたずら防止のためケーブルレスとなっています。
IoT搭載でシェアリング事業に最適
ベースとなった「Max Plus」と同じく、「Max Plus 公道仕様版」もがIoT機器を搭載。ユーザーがGPSを介して利用可能な車両位置を把握したり、アプリでロックを施錠・開錠したり、オンライン決済したりといった利便性が特徴です。ハードウェア(機材)の導入だけでなく、ユーザーアプリ・管理アプリ・管理ダッシュボードといったソフトウェアも一緒に利用可能となることがポイントだといいます。
このような仕様のため、自治体・ホテル・大学・企業などにおいて、少ない台数からでもすぐに事業を開始できるプラットフォームを提供できるようです。
最高速度はクラウドで設定を
「Max Plus」と言えば、高い耐久性と現場オペレーターの作業を減らす工夫が光るモデル。ここで、「Max Plus」と「Max Plus 公道仕様版」の違いを少し紹介しましょう。最高速度は、Max Plusは約25km/hですが、アプリで調整できる仕様になっています。公道仕様版で走行する場合は、クラウド管理画面で時速20キロ未満に設定して利用するというのが条件です。
走行距離は、Max Plusが最大約55kmに対し、公道仕様版は最大約50km。サイズは、公道仕様版のほうがわずかに大きいようです。なお、バッテリ容量と搭載重量は同等。
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セグウェイジャパン株式会社
(文・Higuchi)