第1弾として、最新テクノロジーを活用した街歩き&謎解きコンテンツ「渋谷もののけスクランブル」を公開予定。渋谷の街が“物語の舞台”に変わるようです。
一時的な空き地に出現する“コンテンツ販売所”
「XTALES」は、老朽化した建物の更新時に一時的にできる空き地に“コンテンツ販売所”という形で出現する店舗。今回は、“渋谷ヒカリエ横の空き地”を起点に、街を舞台とする物語を提供します。体験料金は2800円(税込)、事前予約・当日参加のどちらでも可能です。第1弾の「渋谷もののけスクランブル」は、当日受け取る冊子(キット)などを使って作品のストーリーを追いながら渋谷の街を散策する謎解きコンテンツ。
ストーリーの軸は大妖怪・九尾がばらまいた謎を1匹の犬と共に解くというものですが、子どもから大人まで楽しめるシナリオプランがあるようです。
Sound AR「Locatone」で、キャラの声が聴こえる
また同コンテンツには、ソニー株式会社が開発したSound ARサービス「Locatone(ロケトーン)」を活用しています。「Locatone」は、専用アプリから好きなツアーを見つけ、現地でツアー(散策)を開始するとマップ上にある特定のスポットで新感覚の音響体験ができるサービス。ユーザーの位置情報をもとにその場にふさわしい音声や音楽が流れます。
たとえば、銀座・日比谷エリアなど全国5エリアで提供されているYOASOBIの「『大正浪漫』SOUND WALK」、杉並区方南町で体験できる「『自故物件』@方南町 ホラーサウンドツアー」など、エリアもジャンルもさまざまです。
今回のコンテンツでは、場所に合わせてキャラクターの声が聴こえるとか。体験するには、Locatoneアプリをダウンロードできるスマートフォンとイヤホンが必要です。
空き地の有効活用で観光DXを
BAKERUは、「XTALES」を通じて人通りが少ない空き地に人を集め、コンテンツによって街の魅力を再発見してもらうことで、人流活性化と街の魅力を再発見する観光DXに挑戦する構え。また、街中に空白の場所・期間をなくすことにチャレンジしたいとしています。さらに今回の取り組みは、東急グループが渋谷の目指す姿として掲げるコンセプト「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現などにも資するものです。
PR TIMES
「XTALES」
「Locatone」公式サイト
(文・Higuchi)