記録だけではなく、そのライフログをカテゴリーごとにランキング化することも可。「好きな映画ランキング」、「お気に入りのレストランランキング」など、自分だけのランキングを作成し、後から見返して楽しんだり、SNSを通じて友人とシェアすることもできる。
アプリならではの醍醐味がいっぱいに詰まった「ログコレ」。提供元は広告・宣伝業務、オリジナルサービスを通して独自の理論を展開するコラージュ。開発の経緯や特徴など、気になるところを、プロデューサー/ プランナーの小島 拓也(こじまたくや)氏から伺った。
自分が使いたいものを形にした
Q1、「ログコレ」開発のきっかけと経緯について、お聞かせください。
「ログコレ」を開発した一番のきっかけは、「自分が使いたいから」です(笑)。実は昨年より、「リアル脱出ゲーム」という参加型イベントにはまっていまして(笑)。
20公演以上参加しているのですが、ふと思い返してみると、今までに参加した公演にどんなものがあったのかをいくつか思い出せないことに気づいたんです。参加したその瞬間は毎回、めちゃくちゃ興奮していたはずなのに……。
「リアル脱出ゲーム」だけに限らず、そのような体験が今後も記憶から失われていくのはもったいないと思い、手軽に体験(=ライフログ)を記録できるアプリを考えつきました。
Q2、アプリの特徴について、詳しくご説明いただけるでしょうか。
「ログコレ」の特徴は、大きく3つあります。一つ目は、「ログの登録」。「ログコレ」では、自分で「映画」「レストラン」「旅行先」などのカテゴリーを作成し、そのカテゴリーの中に次々とライフログを追加できるようになっています。
一つ一つのログは、「タイトル」「日付」「写真」「コメント」とともに記録していけるので、後から見返したときも、その体験を鮮明に思い出せます。
二点目は「ログのランキング化」です。登録されたログは、カテゴリーごとにランキング化できるので、例えば「好きな映画ランキング」「感動した旅行先ランキング」など、自分のオリジナルランキングを簡単に作ることができます。
また、作成したランキングの1~10位は、アプリからSNS上にシェアできるので、友人同士でランキングを見せ合う楽しみもあります。
最後は、「ログの検索」です。個別のログはコメントとともに登録されているため、コメント内のワードを元に検索をかけることができます。例えば、現在恵比寿にいて、過去に行った美味しい恵比寿の店を思い出したいとき、「恵比寿」でキーワード検索するだけで、そのワードが含まれるログを一括で表示できるようになっています。
気になるものはどんどん登録!独自の使い方を見つけてほしい
Q3、本アプリの想定ユーザーは、どのような人たちでしょうか?また、このアプリをどのように使ってほしいと考えますか?
どんな対象でもいいので、「好きなもの」がある人みんなに使ってほしいですね。今まで「本」「レストラン」など、特定のカテゴリーでログを記録していけるアプリはありましたが、自分で好きなカテゴリー自体も作れて、かつ複数カテゴリーを一括管理できるアプリはなかったように思います。
「好きなもの」に携わっているときに、「あっ、これ忘れたくないな」というものがあれば、どんどん「ログコレ」に登録しちゃってください。
「ゴルフ好き」の人は、「今まで行ったコース」を全て記録して、良かった順にランキング化してもいいでしょうし、「ファッション好き」の人は、「雑誌で見つけた欲しい服」を次々と記録して、欲しい順にランキング化するのもいいと思います。ユーザーの中で、独自の使い方を見つけていってもらえると、うれしいですね。
Q4、今後の展開について、教えてください。
現状iOS版しか用意できていないので、まずはAndroid版も用意したいと思っています。その後はユーザーの皆さまの反応も見つつ、機能強化をしていくつもりです。
日記のように、アルバムのように記録していくライフログ。振り返ったとき、輝くような人生であることを期待したい。
ログコレ