メタバース上でもXRレジャー展開を目指す
富士急行は、“富士急ハイランド”や“PICA”などさまざまなレジャー施設を運営中。富士急ハイランドでは、VRを活用したアトラクションなど導入し、来場者に新たな体験を提供してきました。そしてこのたび、XR・メタバース上における版権の運用管理を独自に行う集英社とXR領域におけるパートナーシップ締結へ向けた協議を開始。レジャー施設へのXR導入を加速し、来場者のみならずメタバースでつながる世界中の人々に対しても“XRレジャー体験”を届けたいとしています。
富士急ハイランドのVRアトラクション
富士急ハイランドでは、“絶叫マシンの食わず嫌い克服計画”として2017年にVRアトラクション「ほぼドドンパ」と「ほぼFUJIYAMA」をオープン。実際のマシンに乗り込み、本番さながらの臨場感ある乗車体験で絶叫マシンの楽しさを知ってもらおうという試みでした。また2021年4月には、忍者アニメ『NARUTO-ナルト-』の世界観を楽しめるライド型VRアトラクション「幻影劇場」をオープン。ナルトとサスケのバトルシーンを完全再現した大迫力のVR映像を4K解像度のVRゴーグルと風・振動が感じられるMX4Dシートで体験できます。
21年11月、「集英社 XR」を始動
集英社は、2021年11月にXR事業開発課を新設し、XR事業「集英社 XR」を始動。過去に創出してきたコンテンツのXR化はもとより、他企業とのパートナーシップを通じて新しい体験・サービスを創造しています。たとえば、米国のAR企業 Niantic,Inc.と「NianticLightship ARDK」に関するパートナーシップを締結。「NianticLightship ARDK」は、AR キャラクターが現実世界に馴染むオクルージョンや複数人で体験を共有できるマルチプレーヤー機能を搭載した高度なAR体験を実現するツールセットです。
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株式会社集英社
(文・Higuchi)