この取り組みは、同社が提供するエンタメDXクラウド「MOALA」へ導入した“来場証明NFT付チケット機能”を活用した事例第2弾です。
エンタメ運営をまるごとDXする「MOALA」
まずは、「MOALA」について簡単に紹介しましょう。「MOALA」は、エンタメECを構築する“MOALA Live Store”、チケット流通をDXする“MOALA Ticket”、来場者情報を一元管理する“MOALA Fan Base(β版)”の3つのサービスで構成されるエンタメDXクラウド。今年3月にフルリニューアルしたばかりです。
“MOALA Live Store”では、チケットやグッズなどを販売できる自社ECサイトを構築可能。加えて、本来なら外部のマーケットに出品しなくてはならないNFTを構築したサイト内で販売できます。サイト内の購買データは統合管理できるため、興行主は効果的なマーケティング施策を打ち出せるといいます。
“MOALA Ticket”では、サブチケット・公式二次流通・不正転売対策などの最新機能を搭載した万能型チケットを電子・紙で発行可能。来場証明NFTにも対応します。
“MOALA Fan Base(β版)”は、あらゆるチケットサービスで販売したチケットをひとつの画面でリアルタイムに管理可能。スムーズな入場管理を実現します。
生体認証技術×NFT技術で来場を証明
そんな「MOALA」において、「関東大学アメリカンフットボール2022年春季オープン戦」の試合日や対戦カードを記載した限定NFTコンテンツを提供。来場者は、事前に来場者登録を行ったチケットを持参し、入場時に本人認証を行うことで来場証明NFTを取得できます。また、同伴者に対しては“来場者NFT”配布が可能なようです。
本人認証には、同社が独自開発した生体認証技術「BioQR」などを活用。認証エラー率を0.015%(従来技術比で1/100以下)まで抑制し、大規模なイベントでも“本人が通れない”という事態を低減できるようです。
来場証明NFTは、MOALA Ticketと連携している国内30以上のチケットエージェンシー・チケット販売システムのチケットで取得できます。
第1弾はVリーグで
“来場証明NFT付チケット機能”の活用事例第1弾となったのは、プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」のシーズン最終戦(3月)。このときも、来場証明NFTを取得するフローは今回と同じでした。なお、シーズン最終戦記念の限定NFTも販売されています。本人認証技術とNFT技術を組み合わせたこの機能により、“あの試合・選手の目撃者”となる新たなイベント体験を提供するとともに、NFTを目的とした転売を抑止できるようになるとのことです。
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「MOALA」公式サイト
(文・Higuchi)