セレブではないにしろ、多くの人が人に知られたくない情報を端末に保存しているだろう。そうした情報のセキュリティを確保するのに役立ちそうなのが、間もなくプレオーダーが始まる、手のひらサイズのガジェット「Cyborg Unplug」だ。
■不正アクセスの動きをモニター
Cyborg Unplugは、あなたが自宅や職場で管理するインターネット・ネットワークのセキュリティを高めるためのガジェットで、ルーターにつないで使う。
外部からワイヤレスで不正アクセスしようとする動きがないかをモニターし、かつアクセスしようとする動きをシャットアウト。万が一アクセスされてもネットワーク内の端末に入っている情報のダウンロードを阻止する。
■端末固有の番号を識別
これを可能にしているのが、デバイスのハードウェアアドレスを識別する機能だ。ハードウェアアドレスは各デバイスに割り当てられている固有の識別番号で、許可していない端末がアクセスしようとすると、自動的にシャットダウンする。管理者にアラームが届く仕組みも用意されている。
Cyborg Unplugは2モデルを準備中で、アラーム機能があるタイプは100ドル、ベーシックタイプは50ドルとなる見込み。
9月30日からプレオーダーの受け付けを開始し、まずは米国、英国、ヨーロッパのみに出荷する。その他のエリアも順次加える予定という。
ネットワークのセキュリティに不安がある人は、こうした装置を使って自衛するのが賢明かもしれない。
Cyborg Unplug