現地のSpotifyコードを読み込むと音楽が
「SOUND TOUR」は、日本各地の景色にマッチする音楽を提供し、風景を情景に変える旅体験を実現するプロジェクトです。地域の“音”を素材としてサンプリングし、風土に合った音楽を制作。実景に調和する形で設置されたSpotify独自のバーコード「Spotifyコード」をSpotifyアプリで読み込むと、音楽プレイリストから曲を聴くことができるといいます。
Matt Cab氏、石川県にマッチする曲を制作
初回プロデューサーに就任したのは、サンフランシスコ出身の音楽プロデューサー・アーティスト Matt Cab氏。BTSや安室奈美恵などへの楽曲提供や、RADWIMPS『天気の子 complete version』の英訳などを手がけた人物です。Matt Cab氏は石川県へ赴き、日本庭園や駅での音、琴の音色などをサンプリング。これをもとに景色とマッチする3曲を制作しました。
各種配信サービスで聴ける
制作された楽曲は『CHOUCHIN』・『SAKURA』・『IKA』の3つ。『CHOUCHIN』は、伝統工芸品である提灯を素材としており、“幻想的な和”をイメージさせる曲調です。この曲のSpotify コードは金沢市内西茶屋街に設置予定とのこと。
このほか、躍動感のある『SAKURA』は金沢市内犀川(さいがわ)に、海辺に干されたイカをヒントにした『IKA』は能登町羽根漁港に、それぞれSpotify コードが設置されるようです。
記事執筆時点でSpotify コードは設置されていませんが、Spotify・Apple Music・YouTube Musicなど各種配信サービスから音楽を楽しむことができます。
『CHOUCHIN』はこちら、『SAKURA』はこちら、『IKA』はこちら。
PR TIMES
Twitter(Matt Cab氏)
(文・Higuchi)