メールで送り合ったり、アルバムアプリやソーシャルネットワークを活用したりするのが常道だと思うが、サンフランシスコのスタートアップが開発したアプリ「Seahorse」の活用も選択肢に入れてもいいかもしれない。
■参加者全員で写真を共同所有
Seahorseのコンセプトは、イベントなどに参加した人がそれぞれ撮った写真やビデオを全員で共同所有する、というもの。
例えば、仲間とバーベキューをしたとする。参加者はそれぞれの端末で、そしていろんな角度や視点で撮影するだろう。Seahorse内に「バーベキュー2014」などとタイトルをつけたアルバムフォルダをつくり、各人がそこにアップロードすると参加者は自由に閲覧できる。
面白いのは、誰かが撮ったもので自分の顔がひどい写りだったら、アップロードから1週間以内であればその写真をアルバムから削除できること。そうして仲間全員が納得したアルバムがアーカイブ化される。
■日時や場所で検索可能
その他にも、自身が所有する写真やビデオを位置情報に基づいてマップに表示したり、「1年前の今日の写真」を表示させたりできる機能がある。撮影日時や撮影場所、アルバム名、国などでフィルターをかけて検索できるのも便利だろう。
写真は端末のカメラロールからだけでなく、FacebookやInstagram、Dropboxなどからも取り込めるようになっている。インポート作業は極めてなめらかで、高解像度のものでも取り込むのにさほど時間はかからない。
写真やビデオを仲間や家族と分かち合い、見返すのにも便利なこのアプリのダウンロードは無料となっている。
Seahorse