AR技術とスポーツが融合した「HADO」
「羽田スマートシティEXPO2022春」は、「先端と文化の融合による新たな可能性の発見」をテーマにしたイベント。AR(拡張現実)、自動運転、NFT(非代替性トークン)、AI、メタバースなどを活用したさまざまな企画を開催予定です。期間中は、運搬・警備・コミュニケーションロボット、モビリティ、ARサービス、防災技術など、さまざまな最先端技術に触れられる「スマートシティ体験」や、新たなスマホ認証システムを活用した「自動運転バスの乗車体験」を楽しめます。
また、頭にゴーグル、腕にセンサーを装着し、腕の動きによって攻撃や防御をしながら競う、AR技術を活用したスポーツ「HADO」の体験イベントや、AIが描いた絵画を展示する「DEEP ART展」なども実施するようです。
足湯スカイデッキで夜景を眺めながら音楽を満喫
そのほか、今回のイベントでは、VR空間でプレゼンテーションを作成・実施する「キネトスケイプ」や、立ち乗り型のVRライド「キックウェイ」を体験できるそう。また、「足湯DJナイトフェス」では、特設DJブースで時間帯に合わせて、さまざまな曲をミックス。足湯スカイデッキから空港や飛行機を眺めながら、音楽を満喫できるでしょう。
「先端」と「文化」をコア産業とする複合施設
羽田空港第3ターミナルから1駅の「天空橋」駅に直結するHICityは、「先端」と「文化」の2つをまちのコア産業として、商業・オフィスなどの機能を内包した複合施設。ショッピングやグルメ、日本文化、ライブイベントといった体験を届けているほか、研究開発施設、先端医療研究センター、コンベンション施設などを設けています。
2021年11月、羽田みらい開発は同施設の開業1周年を記念し、コロナ後を見据えた未来のまちづくりを考えるイベント「羽田スマートシティEXPO 2021」を開催。
先端技術を活用したスポーツを体験できる「超人スポーツEXPO」や、飛行機を船上から眺めるツアー「羽田空港沖アンダージェットクルーズ」などを実施しました。
同社は今後も、同施設を「世界をリードする国際産業拠点」「多彩なジャパンカルチャーを発信する拠点」として、あらゆる人たちへイノベーションを提供していく方針です。
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羽田イノベーションシティ
(文・Haruka Isobe)