そしてこのたび、独自AIを活用して需要の高いと思われる商品の開発を開始。第1弾として、他社ブランドと共に別注商品を製作中です。
AIと人が協業し、最適なアイテムを届ける
「DROBE」は、スタイリストと独自のスタイリングAIがユーザーに合う商品を提案します。ユーザーは、LINEで「DROBE」を友だち追加し、体型・予算・テイストなどの約70問の質問に回答して顔写真や持っている洋服の写真を登録。この情報をもとに、スタイリストとスタイリングAIがおすすめする商品をピックアップし、LINEで商品情報を届けます。
LINEを確認して要望を伝えると、最終的にスタイリストの選んだアイテムが到着。試着などで吟味して必要なアイテムのみ購入、不要なものは返品するという流れです。
届くアイテムは、トップスやボトムスのほかバッグやシューズなど。商品5点と着こなしのポイントなどを記載した“スタイリングカルテ”をあわせた「セレクトBOX」として届きます。
3か月後に好まれる商品を生産
このたび始まった商品開発では、独自AIと10万人以上のユーザー情報を活用。「Vネック」「長袖」のようなディティール情報をAIに組込み、各ユーザーごとの商品スコアを出します。商品スコアは、ユーザーのニーズを示すものであり、継続ユーザーの購入データによって3か月後に好まれる商品を一定程度予測できるとのことです。
「DROBE」のユーザーは、8割以上が継続顧客だといいます。多くのユーザー情報を持つ「DROBE」だからこそ、高精度での予測ができるのでしょう。なお、2021年より実験的に生産してきた1000枚程の商品のうち、8.9割程度が消化見込みとのことです。
「NOLLEY'S」らと協業を開始
現在、AIを活用した商品開発の第1弾として「NOLLEY'S(ノーリーズ))」「ヒロタ」「ダニュウ」と協業し、それぞれ服・シューズの別注商品を製作中。AIが判定した売れる商品の要素を用いて、メーカーが商品の土台となるサンプルを作成します。そこから、細かいディティールや着心地などを人が持つ感覚的な意見から取り入れて多くの人に好まれる商品を生産し、5月以降の販売を目指すとのことです。
ファッションの「大量生産・廃棄」が問題視されるなか、“売れるものを売れるだけ作る”というビジネスモデルで、持続可能な社会に貢献したいといいます。
PR TIMES
「DROBE」サービスサイト
(文・Higuchi)