そしてこのたび、画像・図面チェック作業をさらに効率化する新機能を搭載した新バージョン「MIIDEL6」をリリースしました。
目視では見つけにくい差異をAIで見つける
「MIIDEL」は、画像・図面などが載った書類の新旧比較や修正点チェック作業を独自AIで効率化するシステム。比較対象となった書類の異なる箇所を瞬時に検出し、色別表示します。目視では見つけにくい図面線の太さなど細かい差異も検出し、比較後の微調整もできるようです。また、数百枚の大量ページや枚数が違う書類でも、画像を選択するだけのシンプル操作でページの追加・削除をできるため一括比較が可能。A3・A4などサイズが異なる書類の比較も一括でできます。
さらに、古い資料(PDFデータか画像)や契約書・計算書の画像など、さまざまな画像を比較可能です。
業務効率化を実現する新機能
新バージョンの「MIIDEL6」には、自動ページマッチング機能を搭載。これまで手動で行っていた比較対象のページマッチングをボタンひとつでできるようになりました。たとえば300ページずつある新旧ページの比較では、1時間かかっていたマッチング作業が数秒で完了するといいます。また、従来は新旧1ファイルずつの比較しかできませんでしたが、MIIDEL6では複数ファイルの一括比較が可能になりました。
差異をよりわかりやすく、大判サイズにも対応
従来は、新旧の図面で線の太さが違う場合、線の細いほうの図面が認識しづらいケースもあったとか。そこで、線の太さを調節(最適化)して比較することで差異を見つけやすくしたようです。さらに、読み込み解像度変更機能を搭載。読み込んだデータの線や文字がつぶれた場合にも再読み込みせずに解像度を変更することで、よりスピーティかつ緻密に差異を検出できるようになったといいます。
そして、A0サイズやそれ以上の特大サイズデータも比較可能に。製造業からの要望を受け、大判サイズの書類にも対応したとのことです。
PR TIMES
「MIIDEL」サービスサイト
(文・Higuchi)