なお、同社は2021年4月よりβ版で運営してきたリモートワーク活性化Webオフィスツール「Remorks」のβ版を、「ViKet Town(ビケットタウン)」β版に名称変更し、2022年4月上旬〜中旬頃に正式ローンチする予定です。
ワークエンゲージメントを高めることを目的とした異世界空間
「ViKet Town(ビケットタウン)」β版は、社員のワークエンゲージメントを高めることを目的とした異世界空間(2Dメタバース)を提供しているサービス。同サービスでは、異世界空間にアバターを転送することで冒険(仕事)がスタート。
異世界空間には、水中、宇宙、天空、地下を始めとした9つの都市があり、それぞれが好きな空間に出向き、非日常感を感じながら出勤することができます。
また、アバターを通じたコミュニケーションツールとして、全員が見える場所で会話する「オープンチャット」と、数人とやりとりする個別の「グループチャット」を用意。
コミュニケーション量や行動量によってマイニングされる通貨(ビケ)は、アバターショップにて、服装、装飾、新アイテムと交換が可能です。
積極的なコミュニケーションにより、チーム力の向上が期待できるでしょう。
「業務の時間計測機能」「ありがとうページ機能」の公開
今回、冒険社プラコレが新たに公開した機能は、「業務の時間計測機能」「ありがとうページ機能」の2つ。業務の時間計測機能は、各Roomの滞在時間や、休憩時間、残業時間をグラフで閲覧できます。
タイムルームは無限に作成できるので、プロジェクトやタスクごとに部屋を作ることで、各タスクに費やした時間計測が可能に。セルフマネジメントや自己成長につなげられるでしょう。
ありがとうページ機能は、日報に対する仲間からの「ありがとう」や「おめでとう」といったカテゴリのコメントを抽出し、一覧化。
各自でコメントをチェックするだけではなく、広報や採用などの用途でリンクを公開するといった使い道もあるようです。
「アバターと働く異世界空間プロジェクト」の情報解禁
2015年11月に設立した冒険社プラコレは、「自由な未来をつくる」をミッションに掲げ、メタバース事業やブライダル事業を展開しています。
これまで、同社は7回に渡ってViKet Townのβ版のローンチ前情報を解禁してきました。
2021年12月には「4つの都市空間」の情報、2022年1月にはアバターの装備やアイテムにまつわる情報、同年2月にはアバター作りに関する情報を開示。
3月には、都市空間に3つの「新世界」を追加したこと、異世界空間の通貨やショップについての情報、世界時計と10か国語に対応し全世界196カ国に向けてサービスを開始することを発表しました。
そしてこのたび、情報解禁の第7弾として、業務の時間計測機能とありがとうページ機能を公開。
同社は今後も「“働く”ストレスの3大要因(場所、管理、評価)を解消し、働くこと自体がエンターテイメントに変わる空間を」提供していく方針です。
PR TIMES
ViKet Town
(文・Haruka Isobe)