家電につきものなのがリモコン。あなたのリビングルームには一体いくつのリモコンがあるだろうか。それらのリモコン機能をすべてスマートフォンやタブレット端末に一元化できるのが、このほど資金調達サイト「Kickstarter」に登場した「AnyMote Home」だ。
AnyMote Homeは、スマホなどの端末とスマート家電の間に介在させることで、専用アプリ(iOS、Android)をダウンロードした端末をリモコンとして使えるようにするというもの。何と、1000を超えるブランドから出ている80万超の家電類に対応する。
アプリには、つなげた家電のアイコンが示され、タップしてスイッチや音量などを操作する。なので、照明やテレビをつけ、ブラインドをあけるという操作が手元のスマホ1つでできるようになるというわけだ。
AnyMote HomeはスマホとBluetoothで連携し、スマホから出されたコマンドを赤外線通信で家電に送るという仕組み。電池で作動するのでケーブルなどにつなげる必要は無く、毎日2700回リモコン操作しても普通の乾電池で1年はもつという。
使うには、ただシンプルにリビングの棚やテーブルなどに何気なく置いているだけでいい。ただし、使いたい家電との距離は10メートル以内にする必要がある。
Kickstarterで展開しているキャンペーンではすでに目標の5万ドルを超え、今なら70ドルの出資で入手できる(米国外への発送はプラス18ドル)。キャンペーンは10月10日まで、2015年6月の出荷予定となっている。
AnyMote Home/Kickstarter