そしてこのたび、廃棄されそうな商品を特定事業者に販売するtoBサービス「リアコネBOX」をローンチしました。
パッケージ変更などで売れなくなった商品を事業者に
「リアコネBOX」は、日用消耗品メーカーが抱える滞留在庫品、主に小売店など通常の販売ルートでの販売が難しい商品を買い取り、クローズドマーケット内で特定事業者に販売するというサービスです。特定事業者とは、ガソリンスタンド・エステティックサロン・スポーツ関連団体・各種工場など。審査を通過した事業者は専用の販売サイトから必要な商品を購入できるとのことです。
取り扱う商品は、日用品・加工食品・化粧品・ペット関連品などの日用消耗品。パッケージ変更や期間限定販売などにより、品質には問題がないにもかかわらず小売店などでは販売できなくなった商品です。
メーカーの廃棄コスト削減と売上確保を実現
小売店などで販売できなくなった商品はメーカーに返品され、コストをかけて廃棄されるというのが一般的。そういった商品の販路を確保するのが「リアコネBOX」です。メーカーは、廃棄コスト削減と売上確保を同時に実現。特定事業者にクローズドで販売するため、既存の販売網に悪影響(次の新商品の売れ行き不振、安売りによるブランド棄損)を及ぼす心配も少ないといいます。
購入事業者にとってはもちろん、高品質な日用消耗品を安価で購入できるというメリットが大きいでしょう。
toCサービス「リアコネ」
ここで、同社のtoCサービス「リアコネ」についても簡単に紹介します。同サービスは、小売店などで売れ残り、返品・廃棄されそうな商品の購入を促して商品ロスを削減するサービス。ユニークなのは、対象商品を購入してレシート画像を送ると「リアコネポイント」が貯まることでしょう。このポイントは、Amazonギフト券やpaypayボーナスに交換可能です(1ポイント=1円相当)。
ユーザーは、LINEでリアコネ公式アカウントを友だち追加するだけで利用可能。毎週月曜日に更新される商品リストをチェックして、いつもの店で対象商品を購入します。なかには“アンケート必須商品”もあり、レシート画像とともにアンケートを送ると、メーカーに消費者ニーズを伝えることができ商品開発に貢献できるようです。
同社は、「リアコネ」を通じてメーカーへの返品や廃棄を防いできました。今回の「リアコネBOX」ローンチにより、返品後から廃棄までの間にも商品ロス削減の活路を見出したと言えるでしょう。
PR TIMES
「リアコネ」サービスサイト
(文・Higuchi)