DrinkMateはガジェットと専用アプリのセット。センサーを内蔵するガジェットを端末のマイクロUSBポートに挿し息を吹きかけると、数秒で血中アルコール濃度(BAC)がアプリに表示される仕組みだ。
この手のガジェットはすでにいくつか登場しているが、DrinkMateの売りは、長さ4.5センチ、直径1.5センチという小ささと、低価格だ。Kickstrterのキャンペーンでは今なら25ドルで入手できる(米国外への発送はプラス8ドル)。
開発を手掛けたワシントンに拠点を置くスタートアップによると、精度が高いのもポイントだという。誤差は0.01%で、最大0.2%のBACの検知が可能だ。また、バッテリーが不要で繰り返し使えるのもメリットだろう。
DrinkMateは小型でしかもわずか5.6グラムと軽いのでキーホルダーなどにつけておいて、外出先で1杯ひっかけたときに自己チェックするのに使える。夕べ飲み過ぎたな…という朝にチェックして酒気帯び運転にならないように役立てるのもありだろう。
もちろん、飲酒後は完全にアルコールが抜けるまで運転しないのが基本。基準値以下だから運転しても大丈夫、というのではなく、少しでもアルコールが検出されたら運転しないというふうに役立てたい。
Kickstrterでは目標の4万ドルを達成したので、商品化は確実となった。キャンペーンは9月25日まで、発送は12月を予定している。今後はiPhone版の開発も視野に入れているようだ。
DrinkMate/Kickstrter