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あえて未完成のプロトタイプを展示。ドコモ、“少し先の未来”を想像するデザイン展を六本木にて

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株式会社NTTドコモは、社内プロダクトデザインチームと外部デザイナーによる「デザイン研究プロジェクト」の一環として、「少し先の未来とデザイン『想像する余白』展」を開催します。

会場は東京・六本木の「21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3」、開催期間は3月19日(土)~27日(日)の予定。来場予約不要で、入場無料です。

未完成のプロトタイプ展示で想像力を喚起

デザイン研究プロジェクトのテーマは「人と技術が調和したなめらかな暮らしとは」。このテーマをもとに、通信が近い未来にもたらす“豊かさ”にフォーカスした製品を模索するデザイナーたちの思考プロセスをさまざまな形で展示します。

大きな特徴は、あえて未完成のプロトタイプを展示すること。併せて、着想に関連したキーワードや構想の過程でのスケッチ、デザイン画、素材などで空間を構成・展示します。未完成のプロトタイプとアイデアの過程を提示することで“想像する余白”をつくり、見る人の想像力を喚起しようというのです。

展示品のキーワードは音・映像・移動

今回展示されるのは、スピーカーやプロジェクター、モビリティーなど。3組の社外プロダクトデザイナーに提示したキーワード「音」「映像」「移動」を軸に“人と技術が調和したなめらかな暮らし”を模索する製品のプロトタイプが並びます。

ここで言う“なめらかな暮らし”を実現するために重要視されたのが、リテラシー不要で誰もが使いやすいということ。近年、5G導入や高性能化するデジタルデバイスなど、通信やITの分野ではリテラシーの必要性が高まっています。

しかし同社のプロダクトデザインチームは、リテラシーを必要とせず生活になじむ製品こそが便利な生活・豊かな暮らしを創造すると考えているようです。

少し先の未来を自由に想像して欲しい

同展示会は、通信がもたらすこれからの「豊かさ」を模索するために、デザインの観点から“少し先の未来の暮らし”を考察することでプロダクトの方向性を探るためのもの。

今回は、“開発のプロセス”を展示することで“想像する余白”をつくり、来場者に「少し先の未来を自由に想像して欲しい」という狙いがあるようです。

PR TIMES

(文・Higuchi)

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