デジタルの利便性とレコードの深い味わい、そのどちらも楽しみたい……。そんな人にぴったりのプレイヤーがクラウドファンディングサイトKickstarterにこのほど登場しました。ストリーミングなどのデジタル音楽に対応し、かつレコードもかけられる「CoolGeek」です。
クラシックな外観
CoolGeekの外観は、まさにレコードプレイヤー。ターンテーブルとトーンアームがクラシックな雰囲気を醸し出し、そのままインテリアとして部屋の片隅に置いておけそうです。もちろん、実際にレコードプレイヤーとして機能し、レコードを載せて、その上に針を落とすという、昔懐かしの一連の操作ができます。レコード回転は33回転と45回転に対応します。
計4基のスピーカーシステム
CoolGeekはボディ部分に15Wのスピーカー2基、10Wのツイーター2基、インバーテットチューブなどを内蔵し、迫力ある、かつクリスタルなサウンドを楽しめます。開発元は、古いレコードに入っている人間の音声の本質的な美しさを味わえるとうたいます。
Bluetooth 5.0をサポート
そして、CoolGeekは現代人のニーズに合わせて、デジタル音楽にも対応します。Bluetooth 5.0をサポートし、スマホなどのデバイスをワイヤレス接続させて、デバイスにある音楽を流すことが可能です。加えて、必要に応じて外部のアンプにつなげられるよう、ラインアウト用のポートもついています。
レコードに親しんだ世代はもちろん、デジタル環境で育った若い人の間でもレコードの人気が再燃しつつある昨今、音楽愛好家は要チェックのアイテムといえそうです。
CoolGeekは資金調達を展開中で、本稿執筆時点では329ドル(約3万8000円)〜の出資で入手することができます。申し込みは4月17日まで受け付け、5月に発送が始まる見込みです。
CoolGeek/Kickstarter