そんなときにあると心強いのがモバイルバッテリー。今回紹介する「FlashForge」はコンパクトながら大容量、しかもスマートフォンの急速充電に対応します。
容量1万mAhと2万mAh
出先でスマホなどデバイスのバッテリーがピンチ!というシーンであると重宝するのが、携帯しやすいモバイルバッテリーです。その場をしのぐ少量タイプがさまざまなメーカーから数多く展開されていますが、香港のスタートアップが手がけたFlashForgeは容量1万mAhと2万mAhの大容量タイプです。
1万mAhもあれば、ほとんどのスマホを2.5〜3回ほどフル充電でき、コンセントなどの電源に長時間アクセスできない場合でもバッテリー不足の懸念から解放されます。
PD給電搭載
出力ポートはType-C(PD)が1つ、USBが2つと複数の端末を同時に充電できます。Type-Cで急速充電できるのもFlashForgeのセールスポイントです。開発元によると、iPhone 12なら30分でフル充電でき、すぐにも端末を使いたいときに便利です。MacBook Pro/Airもつなげられます。
また大容量だと、バッテリーそのものの充電に時間がかかりがちですが、容量1万mAh のFlashForgeは3.5時間で再チャージできます。ちなみにバッテリー残量はFlashForge の表面にあるLEDディスプレイにパーセンテージで表示されます。残量を常に把握することで、必要なときに使えなかった、という事態を回避できそうです。
重さわずか195グラム
大きさは容量1万mAh のタイプだと97×64×24ミリ、重さ195グラムと仕事での外回りや、旅行、行楽などに携帯するのにうってつけです。2万mAh のものはもう一回り大きく重さは406グラムとなっています。FlashForgeは現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中。本稿執筆時点の出資額は1万mAhタイプが226香港ドル(約3300円)〜、2万mAhタイプが274香港ドル(約4000円)〜となっています。出資期限は4月4日で、5月にも発送が始まる見込みです。
FlashForge/Kickstarter