エンターテイメント性のあるメタバースオフィス「RISA」
OPSION社は、「誰もが心の声に従って人生を選択し、才能を解放、共有できる世界をつくる」ことを目的として、事業を展開している企業です。同社が開発したRISAは、ビジネスシーンで活用できるバーチャル空間上のオフィス。仮想空間ならではのギミックや体験、コミュニケーションを通して、人が人を信頼し、ともに目標に向かえる関係となることを目指しています。
同サービスは、カメラチャットや画面共有ができる基本的な機能のほか、「商談中」「離席中」などの相手のステータスがわかる機能や、数十種類のアバターからお気に入りを選択できる機能を搭載。
ユニークな動きでアバターの喜怒哀楽を表現できるので、文字でのやりとりではわかりづらい、微妙なニュアンスが伝わりやすくなるでしょう。
また、バーチャルならではのワールドを多数用意しており、それぞれの社員がお気に入りのワールドで楽しめるといいます。
働く人がゲーム感覚で仕事に夢中になれる世界を
一般的な企業では、仕事をすれば会社から給料をもらえます。ただ、会社が支払える給料には限度があるので、必ずしも頑張った分だけ給料が上がるわけではありません。そこで、OPSION社はRISAを通じて、仕事を頑張ればその分NFTがもらえるインセンティブ構造の変革を検討しているようです。
ちなみに、NFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)とは、ブロックチェーン上に記録されている代替できないデータのこと。デジタルデータと紐づけることで、その所有権を証明できます。
今後、同社はNFTで保有するアバターをサービス内で活用したり、サービス内で得たNFTをマーケットプレイスで販売したりできるようにアップデートするとのこと。
また同社は、プレイヤーが楽しめるように世界観・ストーリー・演出がデザインされているゲームとは違い、仕事は会社が利益を上げやすいようにデザインされていることにも注目。
今後は、業務の遂行やタスクを達成したときのフィードバック、人事評価、仲間との連携など、あらゆる面をゲーム化し、働く人がゲーム感覚で仕事に夢中になれる世界を作りたいといいます。
NFT化したアバターを4体限定で販売
しかし、RISAを利用することによって得られるNFTに価値がないと、インセンティブとして機能しないでしょう。そこで同社は、IP(Intellectual Property:知的財産権)としてのRISAの価値と流動性を高める第一歩として、3月5日(土)からNFTマーケットプレイスの「OpenSea」にて、NFT化したアバターの販売をスタートしました。
販売アバター数は4体。値付けはせず、オファーをもらって誰に譲渡するかを考える形式を取っています。なお、CEO深野氏によると、初回販売分は実質完売したとのこと。
すみません、当初はこのアイコンのアバター含めて限定4体と発表していたのですが、どうしても愛着が湧きすぎて手放しがたいので1ETHに上げさせていただきました。。。🙇♂️残りの3体は無事お迎えいただきました!これで昨日リリースした初回販売は実質完売になります!!
皆様ありがとうございました!! https://t.co/QqQEF4LmGS pic.twitter.com/ZOwCtKARmh
— fukano-nft / RISA CEO (@takashi_fukano) March 6, 2022
同社は今後、RISAをギャラリー、アトリエ、イベント会場として一部無償提供予定。2023年にRISA内にてオリジナルアバターを作成できるようにし、2024年にはNFTアバター、アイテムの提供などを検討しています。
PR TIMES
株式会社OPSION
RISA
CryptoRISA BLOG
(文・Haruka Isobe)