エンジニアの負担が大きいデータの統合
データは大容量で形式が多様、かつ複数の場所に点在しているので、そのままでは活用が困難です。そのため、データ活用の前準備として「統合」する必要があります。しかし、多くの企業では、データ統合をエンジニアが手作業でおこなっており、業務を効率よく進められないという課題が浮上。こうした課題を受けて、primeNumber社はtroccoを開発しました。
いつでも誰でもデータを活用できるように
primeNumber社は、「あらゆるデータをビジネスの力に変える」をミッションに掲げ、データテクノロジー領域におけるソリューションを提供しています。同社が開発したtroccoは、約100種のデータソースと連携し、大容量データも転送できるクラウドサービス。システム開発なしで複数のデータソースに対応した分析基盤を構築・運用することができます。各部署の要件に合わせてデータを自動抽出したり、整備の仕組みを構築したりすることも可能です。
また、いつでも・誰でもデータにアクセスしやすい環境が整うことで、営業やマーケティングなどの部門がデータを素早く活用でき、効率よく業務を遂行できるでしょう。
実際に同サービスを導入した企業からは、「以前は営業企画のメンバーが新しいデータを連携する場合、連携が完了するまで1か月かかっていたが、導入後はメンバー自身が新しいデータを連携できるようになり、早いと数日や数時間で連携が完了するようになった」という声があがったとのこと。
データ統合の世界市場の拡大
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポートにて「データ統合の市場規模は、2021年の116億米ドルからCAGR11.0%で成長し、2026年には196億米ドルに達すると予測されています」と発表。ビッグデータ技術の台頭や、クラウドデータの増加などのさまざまな要因が、データ統合ソリューションやサービスの導入を促進すると予想しています。
このような背景から、primeNumber社はtroccoの英語対応を開始し、パートナーやメンバーをはじめとする人員を増やしながら、海外展開を本格化する予定です。
同社は「海外でも拡大する顧客の需要に応じ、『あらゆるデータを、ビジネスの力に変える』べく邁進します。」と語っています。
PR TIMES(1)(2)
trocco
株式会社primeNumber
株式会社グローバルインフォメーション
(文・Haruka Isobe)