一般販売予定価格よりも低価格でロボットを迎えられるリターンや、オリジナルデザインのロボットを制作できるリターンなどを用意しているようです。
子育ての思い出から生まれた「甘噛みハムハム」
甘噛みハムハムは、「ロボティクスで、世界をユカイに。」をミッションに掲げ、コミュニケーションロボットやIoTプロダクトを提供するユカイ工学が開発したロボットです。ユカイ工学の恒例イベントである社内メイカソン「@2020」にて生まれた同プロダクト。発案チームは、メンバー自身の子育ての思い出をアイデア化し、赤ちゃんや動物が乳児の際にハムハムと甘噛みをするしぐさを再現したといいます。
指を入れるたびに違った甘噛みを体験できる
甘噛みハムハムは、ユカイ工学が独自に開発した「ハムゴリズム」というプログラムを実装。パラメーターや組み合わせによって、味わいハム、溺れハム、マッサージハム、空振りハムなど、指を入れるたびに異なる甘噛みを体験できます。
ちなみに、プログラムが含まれるメカ全体のことを「ハムリングシステム」と呼んでいるようです。
ハムリングシステムの素材には樹脂を使用。柔らかい素材ならではのたわみを生かして、さまざまな形の指でも同じような心地よさを実現しているといいます。
「ハムハムデザイン券」「コラボ案券」を用意
2022年3月8日(火)〜4月21日(木) の45日間にわたっておこなわれる今回のクラウドファンディングの目標金額は50万円。リターンは全9種類あります。一般販売予定価格4400円(税込)よりも低価格でロボット1匹を迎えられる「アーリーバード」、ロボット2匹を迎えられる「2匹セット」、ロボット1匹と専用おしゃぶり1個がセットになった「おしゃぶりセット」。
そのほか、オリジナルのデザインでロボットを制作できる「ハムハムデザイン券」や法人向けの「コラボ案券」なども用意しています。
渋谷PARCOにてプロトタイプを展示
クラウドファンディングに先立ち、同社は3月1日(火)から渋谷パルコ1Fの次世代型ショールーム「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」にて、プロトタイプを展示。プロトタイプを先行体験した人からは、「指を入れるたびに噛み方が違うのはハマります」「飼っている猫の甘噛み体験を思い出しました」などの声が寄せられています。
ユカイ工学は2022年夏頃の発売を目指し、ロボットの開発に取り組んでいるようです。
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CAMPFIRE
甘噛みハムハム
(文・Haruka Isobe)